ワードプレスのログイン画面が「404 NOTFOUND」になってしまった時の対処法

こんにちは、tikoです。
この記事では、私が初期の頃にぶつかってしまった『ワードプレスのログイン画面が「404 NOTFOUND」になってしまった時の対処法』についてご紹介しておきたいと思います。
エックスサーバーでワードプレスにログインできるようになったのも束の間・・・ドメインのネームサーバー問題に続いて、ブログが正常に表示されなくなってしまう、という事態が発生しました。
ログイン画面をはじめとするすべてのページが「404 NOT FOUND」と表示されてしまい、何も始められないではありませんか。
これはどうして発生するのかと言うと、ワードプレスの「設定」の、「WordPress アドレス (URL)」に触ってしまった場合に起こります。
こうなると、呆気ないほど簡単にワードプレスにログインできなくなってしまいます。F5キーの更新やURLの添削など小手先の技を試しても、無駄・・
でも大丈夫。ちゃんと対処方法がありますので、「何をやって持ち直したのか」をできるだけわかりやすくご説明していきたいと思います。
WordPress アドレス (URL)が変更されるとどうなる?
ワードプレスは、アクセスするデータベースと一緒にサーバ上で稼働しています。
そのURLが変更されてしまうと、ログイン画面も表示できなければ、そこと関連付けられているデータベース上のユーザ名やパスワードとの照合もできず、何もできない状況に陥ります。
驚くべきことに、そんな致命的な変更がいとも簡単に行えてしまいます。
設定変更画面で、WordPress アドレスはサイトアドレスと上下に並んでいます。サイトアドレスはブラウザ上からサイトトップページを表示させるのに使用するURLなので、いくらでも変更ができます。
しかし、WordPress アドレスはそうはいきません。
一度変更してしまうと、元に戻すのは容易ではありません。なぜこの二つを上下に並べ、ワンクリックで変更ができるようにしているのでしょうか?
こんなに近くに・・・しかし、やってしまったものは仕方がないので、なんとか直しましょう。
慌てずに、これから説明する通りに手を動かせば、元に戻せるはずです。
私の作業環境と、復旧方法の概要
私が契約しているレンタルサーバーはエックスサーバーです。
そのため、撮影しているスクリーンショットをはじめ、すべての対処法はエックスサーバー準拠のものであることをご了承下さい。
これからご紹介する方法は「phpMyAdmin」というwebツールを使って、データベース中のファイルの記述を直接、変更前のWordPress アドレス (URL)に修正する方法です。
phpMyAdminにログインするための、ユーザ名とパスワードの確認方法もご説明します。
phpMyAdminにログインする
ログインはエックスサーバーのサーバーパネル上から行えます。
項目<データベース>の、phpMyAdminをクリックすると、ユーザ名とパスワードが求められます。
データベースを作成した際(エックスサーバーであれば、ワードプレスの自動インストールを行った際)に設定した、
・データベースユーザ名
・データベース用パスワード
を入力するのですが、覚えているでしょうか?
もしも忘れていても大丈夫です。確認する方法と、変更する方法があります。
※こちらがエックスサーバーHPのphpMyAdminについてのページです。最後の行にちろっと変更する方法について触れています。
変更してしまうのが早いですが、確認したい場合は以下の手順でやってみて下さい。
WebFTPでデータベースユーザ名、データベース用パスを確認する手順
「WebFTP」という、サーバ上のデータをやり取りするためのツールを使って、設定したデータベースユーザ名、データベース用パスを確認することができます。
まず、今度はインフォパネルにログインします。
ログイン後のトップ画面から、少し下にスクロールすると、
「ファイルマネージャ」という項目がありますので、こちらにログインします。(ここではキーは不要です)
すると、PC上でフォルダを閲覧するときのような画面に切り替わります。
ここから、下の通り、奥の階層にもぐっていきます。
対象となるドメインのファイル名(例:××.com等)
↓
public html
↓
wp
↓
wp-config.php
このphpファイルをダウンロードします。
この中身を確認して、MySQLデータベースの中身を確認しますと、
/** MySQL データベースのユーザー名 */
/** MySQL データベースのパスワード */
という箇所がありますので、ここで MySQL データベースへのログイン用ユーザ名とパスワードをGETします。
「メモ帳」でもファイルを開いて参照するだけなら可能ですが、今後プログラムを編集するとなれば、メモ帳をそのまま使っての編集は厳禁です。
記述されているデータや拡張子が変わってしまい、正常に表示されなくなる可能性があります。コピー&ペーストの設定によっては、特定の記号が置き換わってしまうこともあります。
私は「TeraPad」というテキストエディタを利用しています。インストール不要で、容量も軽くおすすめのソフトです。
ともかく、これでようやくphpMyAdminにログインが出来ます。
MyAdminにログインしてから、wordpressアドレスを変更する手順
phpMyAdminにログインすると、こんな画面になっているかと思います。
ここで、画面左側の黄色丸の部分(ドメイン名になっているかと思います)を開きます。
「wp_options」内の、「siteurl」を編集し、元に戻しましょう。
編集後は、保存するのを忘れずに。これで、ログイン画面が再表示されるようになります。
これでも直らない(サーバの初期htmlファイルが読み込まれる)場合はここを確認
調べると、これでも直らない(エックスサーバーの以下の画面が表示されてしまう)場合があるようです。
404よりはいくらか状況は改善していますが、作業できないことには変わりないですね。
そんなときは上のWebFTPで、もういちどpublic htmlのフォルダの中身を確認してみて下さい。「index」ファイルの拡張子が「.html」になっていないでしょうか。
htmlファイルはphpファイルよりも優先して表示されるため、上のような画面になってしまいます。
そんな時は、以下のファイルをダウンロードして解凍し、htmlのファイルと置き換えてみて下さい。
※本記事の執筆時のwordpress4.7.3から採取したファイルになります。
index.php_
念のため、置き換えたhtmlファイルも削除せず、動作が確認できるまではとっておくようにしましょう。
まとめ
ホームページに関するトラブルの多くのケースは、エックスサーバー社のこちらのページでまとめられています。
私は主にこのページを見ながら、わかりにくいと感じた部分は適宜自分で調べて、この記事にまとめました。特定の状況に特化してはいますが、同じトラブルに苦しむ方の役にたてば幸いです。
以上、ワードプレスのログイン画面が出なくなった時の対処法について、でした。
ディスカッション
コメント一覧
はじめまして!
ブログ始めたばかりなんですが、この記事と全く同じことをしてしまい困ってたのですが、同じ手順で復活できました!
めっちゃ役に立ちました!
ほんとにありがとうございました。
思わず嬉しくてコメントしてしまいました!
ありがとうございます!
この記事のおかげで、自分のWordPressが戻ってきました!
本当に、助かりました!!
うれしすぎてちょっと泣きそう…目の前が見えねぇ…
こんなにドンピシャな状況があるなんて…
ドメイン=ホームにしたいな なんて考えて適当にパスを消したら…
そこから全部404になってしまいました。
FTPで情報変えないといけないのかな、とか思っていたら、そんなXServerのツールがあるなんて!
即改善しました、早くこのページにたどり着けていたら…
ありがとうございました!救世主!
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