子育てをしているとタイムマネジメントが劇的に上達していくという話

26/09/2019

こんにちは、tikoです。

今回は子育てをしているとタイムマネジメント術がどんどん上達しますという話をしていきます。

子育ての副次的な効果ですね。

わたしは3歳と0歳のふたりの子供がいて、100%子育てにコミットしています。

というか家族と子供が好きすぎて、仕事も人生も更に楽しいものを求めていった結果、こうして情報を発信して、わたしに共鳴して下さる方を集めて、そういった方とビジネスをさせて頂いています。

こうした流れの中で、ひとつ明らかに意識として変わったのは、

単位時間あたりの価値重量

という目線です。

明らかに、独身だった頃よりも時間の密度が上がったと感じています。

わたしの周りの起業家さんたちを見渡してみても、子育て中の方は明らかに時間の使い方が上手い。

これは子育てを楽しむ全ての方が、同じように体感できる可能性があるし、この記事でご説明する内容は、いうなれば

子育てで時間のやりくりに苦労を感じている方

にこそ、参考にしていただきたい内容です。

子育てのタイムマネジメントの悪条件

子供はその月齢が低いほど、カオスの塊だと思います。

身の回りの食事や排泄などにはすべてお世話が必要で、眠ることひとつ、思い通りにはできません。

泣いている原因を探ろうにも、言葉は満足にしゃべれないので、経験とデータから推測するしか無い。

それでも、どうにもならない時はどうにもなりません。

片時も目が話せない時期もありますし、病気やぐずりで深夜に叩き起こされることもしばしば・・・

ミルクを飲んだ後で吐いてしまったり、オムツから横モレしてしまって布団を何度も洗い直したり・・・笑

書いていくと本当に書ききれないほどで、キリがないですよね。ホントに。

会社などでも上司や同僚の様子を伺ったり、気を回して色んな行動をする必要はありますが、赤ちゃんはその予測不能性において、大人の比ではありません。

まさにカオスです。

朝起きて、ご飯を食べて、夜また寝られていれば、それだけで上々の首尾といえるでしょう。

それだけ、毎日思いも寄らない出来事がどんどん割り込んでくるので、予め決めておいた細かい計画などは、用をなさないことがほとんど。

正確な予定をつくるには、不確定性が大きすぎてどうやったってズレてきますし、予定通りにしようという重荷がさらにストレスになってしまいます。

そのため自然とタフな精神力と、高いアドリブ力が要求されます。

大抵のことでは揺らぐことのないメンタルと、どんどん変わる状況に応じたスピード感あふれるリスケジュールという、

まさにハード・コアなスキルを要求されるのです。笑

こうしたことを毎日続けていくと、ちょっとやそっとのトラブルでは動じない心と、

臨機応変に自分のスケジュールを対応させる、本当の意味でのフレキシブルなタイムマネジメント術が身についていきます。

子育ては、タイムマネジメント術を鍛えるには、ある意味最強の環境で、この条件さえ乗り越えることができれば、他のどんな状況でもうまく時間を使えるようになる、といっても過言ではありません。

子育て中のあなたはもっと誇って良い

子育てに携わるあなたは、それだけハイレベルなことを毎日やっているという自負はありますか?

それはもっと誇って良いことだと、わたしは思うのです。

一日が終わると、疲れ切って何もする気が起きないくらいに動けなくなる、

それくらいに消耗したとしてもまったく無理もない、難しい仕事だと思います。

まずはあなた自身の毎日の成果に、胸を張って誇って下さい。

そして上で書いたとおり、最強のタイムマネジメント強化の方法であると認識することです。

しかし、子育てはもっとも負荷の高い訓練方法でもありますので、あまりに負荷が強すぎて押し潰されてしまう場合も多々あります。

どうしても苦しさが減っていかない場合は、ストレスコントロールの方法や、あなたの中の大切にしたいものの優先順位を見つめ直す必要があります。

メンタルの状態と時間管理には、密接な関係がありますからね。

しかし不思議なもので、どちらかがうまく回り始めると、もう一方の状態も一緒になって良くなっていく現象が起こるのです。

わたしの経験でいくと、

どうしても寝かしつけで一緒に寝てしまっていたのが、ある時期を境に全く寝落ちしなくなったり、

つらく感じていたはずの日々のトラブル対応が、驚くほど苦にならずむしろ笑えて来てしまったり、

そんな変化をわたし自身の内面で、体験しました。

子育て中の時間も、それ以外の時間も、以前より格段に大切に、効率的に使えるようになったのです。

いま、時間のやりくりに苦労されている子育て世代の方は、あと一段階壁を登ることさえできれば、圧倒的に密度の高い時間を手に入れられますよ。

そして、悪条件からの逆転体験であるほど、その振れ幅が大きければ大きいほどに、それは多くの人が欲しがる良質なコンテンツとなり得るのです。

ぜひ、あなたが子育て中であっても、時間の使い方をもっと素敵なものにデザインし直して、より充実感のある毎日を送っていきましょう。