男性の育休の話題がいつも議論を巻き起こす本当の理由

こんにちは、tikoです。
政治家の小泉進次郎さんと、アナウンサーの滝川クリステルさんが結婚、妊娠の報告をしたニュースはご存知でしょうか。
それぞれのフィールドで、力いっぱい活躍されているお二人のおめでたい近況報告に、祝福の声が相次ぎました。
しかし、その後には世論が真っ二つに割れてしまうことに・・
最近、こういった育休関連の話題がよく上ってくるようになったと思いませんか。
しかもそのどれもが、白熱する議論を巻き起こしている。
今回はこのニュースをなぞりながら、なぜこういった議論が紛糾してしまいがちなのかを考え、
そして、そこからあなたにとって有益な情報を浮かび上がらせる方法についても言及していきたいと思います。
肩の力を抜いて、楽しみながら、考えていってみましょう。
多くの人を議論に巻き込んだ出来事
今回のニュースで、議論を巻き起こすきっかけになった出来事はなんだったのかというと、
小泉進次郎さんが「子どもが生まれたら、育児休業を検討する」というコメントをしたことです。
それに対しての意見は、
・政治家でも、しっかりと仕事を休んで、育児に参加すべき。
というものと、
・政治家であるからこそ、育児休業を取得するのは一番最後にまわるべき。
という二大勢力に分かれて、大きな議論を巻き起こしました。
わたしも育児休業を取得している身ですから、この手の議論は実体験を含め、何回も耳にしたことがあるのですが・・・
大きな議論(バズや炎上など)を巻き起こすトピックを見る時に、あなたにぜひとも意識してみて欲しい視点があります。
それは、
人の中で、何が変化していっている最中なのか?
という視点です。
どうして賛否両論の議論が発生するのかと言ったら、人の中で、これまでとは違った価値観が台頭してきているからなのです。
仕事に対する姿勢や価値観が変わりつつある
この一件を例に取るなら、多くの人の中で変わりつつあるのは、
「仕事に対する姿勢」
というのがあると思います。
これまで、日本だけではなく世界的にも、仕事に対しては、それが社会的責任の大きなものであればあるほどに、私生活をもすべて投入して、身を粉にして働くのが当然、という考え方がスタンダードでした。
ノブレス・オブリージュ(高貴なる強制)という言葉がある通り、社会の責任を重く負う方であれば、殊勝であるべき、自己犠牲的であるべきというような考え方ですね。
しかし、近年その動きは徐々に変わりつつあります。
英国王室であるウイリアム王子や、facebookのCEOであるマーク・ザッカーバーグが育児休業を取得し、
そして今、日本の若手政治家の中でも影響力の大きい、小泉氏が育休に対して前向きな発言をしています。
彼らはその言動のひとつひとつが社会的に大きな影響を持つものであるので、わたしたち一市民よりも、ずっとずっと大きな抵抗を受けながらも、そういう行動に踏み切っているはずです。
そしてその結果、それを歓迎する動きが少なからず(二大勢力として世論を割るほどに)あるわけですが・・・
ちょっと思い返してみるとわかりますが、これは数年前までは議論にすらならなかったことです。
つまり、世間の仕事観と、理想とするリーダー像が変わりつつある。
わたしは確信していますが、日本でも20年後は必ず男性も育休を取得して当然という世の中になります。
今はその過渡期であり、人の中で仕事に対する姿勢が変わりつつある時期なのです。
多くの人が、自分がどう働くのか、どうやって生きるのかを見失いつつある現在。
その大きな流れを読み解いて、その先を形にして提示していくことで、自分を、そしてあなたが背中を見せる周りの人をも、より良い未来へと連れて行くことが可能になります。
流れを読む力はマーケティングであり、つまりビジネスですね。
ビジネスセンスは、
毎日の中での思考
によってしか、磨かれることはありません。
そして、この「流れを読む力」を磨き続けていくと、不思議なことに、磨いた分だけ、本当に未来が見えてくるのです。
ぜひ、日常の実践の中から、あなたのビジネスを加速させる種を見つけ、育てていきましょう。
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