お金を支払うとき、損をする人と得をする人の考え方の違いについて

27/09/2019

こんにちは、tikoです。

この記事では、お金は使い方によって損をしたり、得をしたりするよというお話をしていきます。

わたしたちの生活とお金は現在、切っても切れない関係にあります。

この世で生きていくことは、お金を使っていくことと同義とすらいえるでしょう。

たとえ何もしなくとも、わたしたちのもとからは毎日、何かしらの形でお金が旅立っていっています。

このときに、

勿体ないなぁ・・・

とか、

またお金が減った・・・

というように考えてしまっている場合は要注意です。

経済的に困窮していたり、やりたいことがあるのにお金が足りなかったりといった状況であれば、それは無理もない話かもしれません。

でも、その考え方がそもそも、あなたの手の指の間から、より多くのお金をこぼれさせる原因となっている可能性が高いのです。

どういうことなのか、説明していきますね。

お金を「提供する価値」と捉えているか

お金を払うという行為は、もっとも直接的な価値提供です。

このブログでは価値提供の大切さを何度も繰り返しお伝えしてきていますが、お金を支払うという行為そのものも価値の提供です。

多くの場合は、何かの見返りと交換する形で、お金をお支払いするわけですよね。

食べ物だったり、行為だったり、知識だったり。

しかし忘れてはならないのが、お金を支払うのはそれらの見返りそのものではなくて、

それをつくった誰か

に対して、わたしたちはお金を払っているのです。

わたしたちは見返りを受け取る立場でありながら、同時にお金という形で価値を提供する立場でもあるわけです。

となると、目の前の人は自分自身。

提供される価値が、しぶしぶ出されたものだったらあなたはどう感じるでしょうか?

腹立たしく感じるでしょうか?

もしくは、申し訳無さを感じますか?

いずれにしても、目の前の人との価値交換は、うまくはいかなくなってしまいますよね。

結果、あなたに帰ってくる見返りも、幾分か目減りしたものになってしまうのです。

お金は大切なもので、あなたの命の一部にほかならないからこそ、それを差し出すときに後ろめたさや未練のようなものを相手に感じさせてはいけない。

胸を張って、相手に敬意を払い、気持ちのいい価値交換をするから、相手から受け取れる価値も最大限に大きくすることができるのです。

つまりは、支払う金額の価値を上げるも下げるもあなた次第だし、

還ってくるものの大きさを決めているのも、結局はあなた次第であるということですね。

お金を払うことで相手への応援の気持ちを示せる

お金を払うときに意識するだけで、格段にあなたに還ってくる価値が大きくなる考え方があります。

それは、

払う人を応援したい、という気持ちを乗せること

です。

お金は投票券のようなもので、その額面に応じて、支払う相手を応援する気持ちをダイレクトに示すことができるのです。

毎日なにかしらの形でお金を手放しているわたしたちですが、こういう考えでお金を手放している人はまだまだ少ない。

一対一の価値のやり取りでないと、なかなかこの考え方の大切さは実感できないのですが・・・

個人事業主の美容師さんとか、なにかの教室の先生なんかが身近な例でしょうか。

そういった1on1のサービスを受けること自体少ないし、チップの慣習がないのでさらに機会は減るしで、日本人の金銭リテラシーがいつまで経っても底上げされないのも頷けます。

この考え方のなにが素晴らしいかと言ったら、

お金を手放しているのに、嬉しく感じられる

というところでしょうか。

自分が素敵だと思ったり価値を感じたものに対して、支援ができるわけですから、それだけで充実感は得られますし、

単純に、同じお金を支払うんだったら、寂しくなるよりも嬉しくなったほうが得ですよね。

そして、お金を受け取った側も、全力で価値を提供しようという前向きな気持ちになれるわけです。

実際にはこうした形になることって、まだこの世の中じゃ少ないのですが・・・

少しずつでも変えていけば、わたしたちの子供の代では、もうちょっと良い世界になるのではないでしょうか?

自分が嬉しくなれて、相手も喜ばせられて、さらに世の中全体までよくなるとくれば、それはもう三方良し。

ぜひともわたし達から始めていきましょうよ。

立場を変えて・・

そして、ビジネスを進めていくわたしたちが、あらためて強く認識したいのは、

こうした応援の気持ちを向けられる存在になっていく

ということですね。

ビジネス、つまりはマネタイズを行っていく上で、どうしたら応援の気持ちを持ってもらえるか。

どんな大義があるのか、人を背中で魅せられているかという意識です。

お金を稼ぐという行為の前段には、本来こうした意識があるから、結果的にお金という形で提供した価値が還ってくるわけです。

そこを見落としてしまってはなりません。

お金はそれだけで流動する生き物のような特性がありますが、価値を交換する便利なツールとしての姿を見失わないようにしましょう。

それが後々、あなたがお金を支配して、より大きな価値を生み出すことに繋がっていきます。

そのために、お金の素敵な使い方は早いうちから身につけておきましょうね。