子育てと仕事が両立できていないと感じるあなたに、ゲームのように両方を楽しむ方法を。

こんにちは、tikoです。
今回は「子育てと仕事の共通点」についてお話をしていければと思います。
赤ちゃん家庭や、小さい子どもがいるお父さんお母さんは、かなりの確率で子育てと仕事が共存しないような事態に陥りがちです。
これは厳然たる事実で、たとえば、
・仕事をするために、保育園をフルで活用して子どもを預け、働きに出ている
或いは、
・子育てをするために仕事を休み、自分のやりたい仕事があるにも関わらず我慢をしている
のどちらかの事態に、状況の細かな違いはあれど、ほとんどの家庭が直面しています。
ライフワークバランスという言葉が叫ばれて久しいですが、なかなか両方のバランスを取るのも困難なようですね。
ワークアズライフとは?その意味と、ワークライフバランスとの違いについて
これは日本の社会構造上、サラリーマンであれば仕方がないとも言えます。
サラリーマンという立場であるというだけで、可処分時間に大きな制限がかかるのが一般的ですから。
なかでも苦しいのは、自分が望んでその選択肢を取ることが出来ていない場合です。
子供と遊びたいのに、働かなきゃならない・・・
仕事がしたいのに、子育てをしなくちゃならない・・・
こうなると日常は苦しい。
この「内情と実情が逆」な状態は一番悲惨で、なんとしても軽減していかなければ、いずれは心のバランスを失っていってしまうでしょう。
その状態に陥っているのであれば、自分の中の優先順位を落ち着いて整理した上で、いま自分の取れる最善の選択肢をとっていく必要があります。
お金より時間が大事?どちらかが欲しいと感じたら調べるべき心の内側
また、そこまでには至らなくとも、どちらかを進める上でもう一方が邪魔に感じてしまうような方も多いです。
決して嫌いではないけど、どうも両立ができていないように感じる・・・
この記事はそういった想いを抱えているあなたのために書きました。
ぜひ読んで考えて頂き、よりよい未来に向かっていって下さいね。
仕事=ビジネスと、子育ての共通点
わたしはビジネスを「未来予測のゲームである」と考えています。
誰かが欲しくなるものを想像し、その需要規模、受け入れられ方をリサーチして予測。
どれくらいお金と交換してもらえるかを計算して、それが短期的なのか、長期的なのか、
販売見通しを立てて投資し、商品をつくり、相手の心にブランドを形作っていく・・
状況を見て「これからどうなるのか」「何が必要なのか」を考えていく、という営みですね。
(もちろん、その見つけ方、どう形にするか、魅力をどう高めるか、どのように演出して販売するかなど、この場でやむなく割愛する面白いことは無限にあります!笑)
そして、これと子育ての何が一緒なのかと言ったら、
「未来を見通そうとする動き」
これが、まったく同じなのです。
例えば、0歳の赤ちゃんを育てていく場合を考えてみることにしましょう。
0歳の赤ちゃんが1か月児、3か月児、6か月児と成長していくにつれ、大まかに一般的に「これが必要になるでしょう」というものは調べればだいたい分かりますが、その子にとって何が最適なのかは、その子だけにしかわかりません。
成長の速度は一人ひとり違いますし、その子の身体的・精神的発達の進み具合、興味関心の移り変わり、持病や嗜好の傾向などは、その子オンリーワンのものであると言っても過言ではありません。
まさに、0歳の赤ちゃんというのはカオスのかたまりだと思います。
そんな、混沌たるものに知識や経験、一般論などを総動員して予測し、答えを出すことはビジネスの場であってもまったく同じです。
市場をカオスと定義して、か細い理から法則性を得ようとするのは、今も昔も多くの科学者やマーケター、アナリストがずっと挑んできていることです。
赤ちゃんは自分の欲しい物を、言葉で説明してくれたりはしませんからね。
なおかつ、自分の欲しい物が明確にわかっているわけではありません。
なにしろ、それをイメージする知識がないのですから。
その欲求(ニーズ)を予測して、これをあげれば喜ぶであろうという推測のもと、おもちゃを買ったり、自分で作ったりするわけですね。
これも、キレイに新規ビジネスを考案するときの流れに当てはまります。
市場は必ずしも、「こういうものが欲しい」という具体的な答えを持っているわけではありません。
なんとなく、こういう時に不便だからなんとかしたい、とか、それくらいのモヤモヤした雲のような欲求を、想像し、形にして、商品化して、広告を打つわけです。
予測してから商品(価値)を提供するまでに行う考え方のフレームワークは、0歳の赤ちゃんを育てている中からでも、ビジネスの本質として学び取ることが可能なのです。
わたし自身の実体験としても、一人目で何もわからなかったのが、二人目でかなり予測の力がついている実感があります。
それがなぜかと言ったら、ひとつひとつを丁寧に分析して、推測と答え合わせを繰り返して、傾向のようなものを昔よりもかなり細かいところまで把握できているからですし、
「これくらいまでなら踏み込んでも大丈夫」という度胸がついた、という側面もあるからです。笑
マーケットを見て、データを集めて、インサイトを得る。
こう書くとなんだか難解な感じもしますが、赤ちゃん式にすると
赤ちゃんの視線を見て、何をあげるか試行錯誤して、欲しそうなものを類推する
なんてことはなく、こういった意味になります。
この繰り返しが、ビジネスマンとして価値を誰かに提供するという行いであることがわかれば、子育てを行っているところから自分の仕事に対しての気付きや学びを得ることだって、どんどんできるようになります。
逆に仕事の一連の流れの中から、子育てをより充実したものにするTIPSを得ることだってできるわけですね。
(お気づきかもしれませんが、ここでは仕事⇔子育ての共存をテーマにお話しているため、この二つの間で行き来しましたが、他にもたくさんの場所同士を繋げて、あなた自身の成長の糧にすることが出来ます!)
この仕事と子育てが繋がっているという思考で、それぞれに並行して向き合うことで、同じ時間を費やしていても経験値は二倍で貯まることになるので、必ず、仕事も子育てもやりやすいものになっていきます。
少しだけ注意点を書いておくと、価値を提供するという思考は、もしかしたら一見、あなたの仕事には不要のものであると受け止められるかも知れません。
それは仕事の内容が単純労働に近いほどそう思えますが、実はどんな仕事でもそういったことはあり得ないのです。
何かの仕事に携わる以上は、大小の差はあれあなたはきっと誰かに価値を提供しています。
どうしてもわからない場合は、あなたのケースでお答えしますので、メールして下さいね。
そして、この考え方が一番威力を発揮するのは、あなたが固有のビジネスを持ったときです。
上に書いたとおり、サラリーマンであろうと必ず価値提供はしていますが、起業家であればその価値の大きさは別次元のものになります。
ぜひ、一緒に大人の遊びである、ビジネスというゲームを一緒に楽しむ側に回りませんか?
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