価値提供って具体的に何をすることなのか。リアルから考えるネットでの情報発信

こんにちは、tikoです。
この記事では、「価値提供とはなにか」についてお話していきます。
情報発信をする上で欠かせないのが、この価値提供の姿勢です。実際に多くの方がその重要性を説いています・・・が、フワッとしていて耳障りの良い言い方なので、ともすると思考を停止させて連呼しがちです。
これをきちんと理解しているかどうかで、あなたの作るコンテンツのポテンシャルが決まってきますので、ここでしっかりと自分のものにしてください。
自分で実施できることはもちろん、人に説明できるくらいに熟練するのが良いでしょう。
ネットを介在させて「価値を提供する」という意味について
価値提供と書くとかたくるしい感じがしますが、つまり何をするのかというと、目の前の人に喜んでもらうってことです。
直接的には、お腹が空いた子供に食べ物をあげる。疲れている友人にマッサージをしてあげる。などであれば、目の前の人を喜ばせられますよね。これらは原初の価値提供です。動物でも仲間や家族に対して行う、本能に基づく行為です。
では、ここからさらに一歩進んで、情報による価値提供を考えてみましょう。
おいしいご飯が食べられるお店の場所を教えてあげるのも一つですし、なにか笑いがこみあげる話をしてあげるのでも立派な「価値提供」です。
それを文章や音声、動画などで届けてゆくのがわたしたちの目指す情報発信、というわけです。
ネットで届けられるものといったら、テキストデータ、mp3、Youtubeなどですから、これらの手段を使って、何らかの価値をスマホやパソコンに向かっている「誰か」に感じ取って貰えれば良いのです。
お腹が空いている人に食べ物を与えるのと同じように、「誰かに喜んでもらう」ということです。
リアルではモノやサービスのやりとりで目に見えますが、ネットではその特性上、情報のやり取りだけですので目に見えないものを価値として提供しているわけです。
楽しさ、おもしろさ、興奮、感動、共感、笑い・・・このようなものをあなたも、ネットを通して受け取った経験があるはずです。あなたがネットを通して誰かに提供できる「価値」とは、基本的にはこのようなものです。
むずかしく考える必要はなく、ネットを通じた誰かに対して、
・自分が教えてあげられることはないかな?
・これを教えてあげたら、喜んでもらえるかな?
というような想像をしながら、文章を書いていけば良いのです。
ネットを通じて提供する価値の広がり、可能性
基本的には、ネットでの価値提供は「この情報のサーブ」だけで完結します。
リアルビジネスの足がかりとして、具体的なモノを提供したり、サービスにつなげたりする手法ももちろん存在しますが、わたしたちが第一に目指していくべきなのは、ネットを介在させて届けられる価値を最大化、多角化していくことです。
となると、まずはネットでの情報提供の基盤を整えてゆくことが、第一にあなたがやっていくべきことになります。
そして、ここが面白いところですが、これを進めていくと、とてつもない可能性が広がっていることに気づくでしょう。
いっけん、リアルに比べて地味で限定的なネットでの情報提供ですが、よくよく学んでいくと個の力を価値に変換して多数に届ける上で、他には無い高効率を発揮します。
その手法ひとつとっても、例えば文章の書き方の工夫やブログのデザイン、イラストや写真を散りばめて記事をつくるなど多岐にわたり、その自由度も効果も、他のあらゆる媒体をはるかに超えたポテンシャルを秘めています。
価値を提供するのには最適で、なおかつ、個をあますところなく表現するのに十分な受け皿まで整備されているのです。あなたにしか創れない価値というものがきっと存在しますので、焦らずにじっくりと学びながら一緒に探しだしてゆきましょう。
価値を効果的に演出したり、的確に伝える技術的な話についても、おいおいお話していきたいと思っていますが、まず第一に、そもそも価値というのはどのように発生し、どうやって高まるのかを知る必要があります。
次は、「価値」とは何か、についてです。
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