あなたの「ビジネス」は――何か?あなたの内側に眠る動機と、価値の結晶体であるお金をリンクさせる

こんにちは、tikoです。
この記事では、あらためてビジネスというものをおさらいしておきます。
タイトルにも書いた「あなたのビジネスは何?」というのは、あなたの職業や仕事内容を聞いているのではなく、あなたの志、使命、ミッションなどといったものを聞いていると考えてください。
サラリーマンではなく、個人事業主として大切なのは自分のビジネスを持つという感覚で、この質問は海外の起業家どうしが最初によくする質問なのだそうです。
こう聞かれて、あなたはなんと答えるでしょうか?
私も当初そうでしたが、ネットビジネスって誰でも簡単に始められるということがメリットなのですが、それゆえにビジネスという意識が根付く土壌が最初から形成されにくく、曖昧なまま進めてしまいがちです。
この記事で、あなたがビジネスをやる理由、そのエネルギーの根源となるものは何なのか、今一度見つめなおしてみて下さい。
それを正しく認識して定義づけ(言語化)できれば、あなたは莫大なエネルギー抗原を掘り当てたも同然です。
ぜひ、ご自分の内部を探索してみて下さい。
個人的な欲望だって構わない、ビジネスの事始め
まず、あなたは何かしらの「希望」をお持ちで、この業界にたどり着かれたのだと思います。
恐らくですが、最初はネガティブであったり、パーソナルな動機なのではないかな?と想像します。
私自身も最初はそうでしたが、統計的にこの業界に目を向ける方って、生え抜きのオリジナルプレイヤーというよりは、何らかの挫折体験を伴ってネットビジネスにすがりついた、そんな方が多い印象を受けます。
これはそういった方が反応しやすいような記事がウェブ全体を見渡したときに支配的である、という事情もありますが、実際に活躍されている方のほとんどは過去に傷ついた経験をお持ちです。
「何かイヤな思いをした」人の行動の動機づけとして、これほど強烈に効果のあるものはありません。
でも、最初はそれでいいんです。イヤなことから逃げたい、お金が欲しい、人に認められたい、好きなことをしたい・・・大切なのはその先で、それを実現するためにどう前向きに行動していくのか。
サラッと書きましたが、これから先、自らに問い続けなくてはならない深いテーマです。
自分のためにできることと、誰かのためにできることの二つの領域を重ねていき、誰かが喜んでくれる何かで、自分をも喜ばせうる何かを考えていきます。最初はそれを繋ぐものがお金でも良いのですが、精神的・感情的なものもひとつふたつ挙げておいた方が、後々きっと役に立ちます。
「自分のため」と「誰かのため」が深いレベルで調和し、同じ方向を向いていることが、長く繁栄するビジネスモデルの条件です。これを突き詰めていくと、単純に自分の好きなことがそうだったりします。
とことんハングリーになれる動機はむしろ貴重なエネルギー源ですが、それを燃焼させた結果、有害な化学物質が発生したり、エンジン本体に不具合を起こしてしまってはいけません。それは最終的には誰かを苦しめる類のもので、外ならぬあなた自身が、長くビジネスを行っていくうえで欠かすことのできない視点です。
価値概念の結晶体である、お金の正しいとらえ方
ビジネスのお話をする上で切っても切り離せないのが、お金の話です。
もしかするとあなたは、お金に対して何かしらのネガティブなイメージを持たれているかも知れません(お金は汚い、がめつい、悪い、卑しい・・・等)。しかし、そのイメージは今この瞬間から、新しいものへアップデートしましょう。
何故かといえば、お金に対する悪いイメージは、あなたのビジネスを停滞させてしまいかねないからです。
人によっては、上で触れたようなテーマを突き詰めていくことと、それによってお金を稼ぐことをスンナリと心に同居させられず、抵抗を感じてしまう方もおられます。
これは人によって違う、過去のお金に対してのトラウマがそうさせているという原因がありますが、これからアップデートする考え方がしっかりと腑に落ちて理解が深くなるほど、自然とこのトラウマも解消され、最終的にはあなた固有の武器となりますので安心して下さい。
ビジネスというのは、表面上は価値と価値の交換であり、多くのケースではそれが「サービスや情報などの商品」と「お金」の交換であることがほとんどです(あくまで表層の話であり、深層では感情や体験、人間同士の絆など、様々な無形のもののやり取りがあります)。
そのため、お金に対して悪いイメージを持ったままだと、それと交換するあなたの価値までもが悪いイメージに色移りしてしまい、あなたのビジネスが本来の輝きを失ってしまう事態にもなりかねません。
「お金がすべてではない」という意見に反論するつもりはありません。そのとおりだと思いますし、私も常日頃そのように主張する立場です。ただこの主張の背後にあるのは、お金を使って何をするか。何ができるか。何をして、何を実現したいのかという「お金→何か」への変換のプロセスです。
これを考える時、本来の自分に戻れたような気がしませんか。あなたには何かの目的があり、それを達成するための手段として、お金が必要なのです。そこには純粋なツールとしてのお金の姿があります。
お金とは価値の概念を結晶化したものであり、その価値をみんなで信じることで、より便利に価値を交換したり、保存したりすることができるようにしたものです。それを使うことで、いろいろなものの価値を便利に測れるものです。
私はよく「お金を支配しましょう」と言うのですが、この言葉にはお金に振り回されずに、より正しく価値を受け取ったり、逆に贈ることができるようになって頂きたいという想いがあります。
あなたの行うビジネスは一体なにものであるかを考え、それと密接な関係にあるお金の概念も、適切なものにブラッシュアップしていきましょう。
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