起業家に向く人と向かない人の「決定的な」違いはどこにあるのか

こんにちは、tikoです。
この記事では、起業家に向く人と向かない人の「たった一つの」決定的な違いを書いていきたいと思います。
はじめにデータを書いておきますが、日本の実働人口のうち9割以上は被雇用者です。
つまり、90%超がサラリーマンで、残りの10%未満が起業家(店舗経営などの個人事業主ですね)ということになります。
単純に考えて、この構造からして、向いている人が10人に1人以下であると言うこともできるでしょう。
そもそも、日本の教育システムは起業家を育成するものではありません。
サラリーマンを育成するためのシステムです。
なのでもし、あなたが起業家を志すのであれば、自分から起業家に必要なものを集めていく必要があります。
わたしは起業を推奨し、あなただけのビジネスを持つことをおすすめする立場ではありますが、
また、サラリーマンが嫌だから辞めたい、というようなネガティブな動機でも一向にかまわないと思ってはいますが、
起業家にも適性があるとも考えています。
より正確な言い方をするなら、サラリーマンのまま幸せになれる人も多くいると考えています。
実はその適性って、一つの質問でわかってしまうんですよね。
ぜひあなたの心に、いちど聞いてみて下さいね!
ではいきます。
起業家に向くかどうかがわかるたった一つの質問
シンプルに書きたいと思います。
自信があるか、どうか
これに尽きます。
自信があれば、起業をしてから最初の結果が出るまでの真っ暗闇の期間であっても、自分を信じて取り組み続けることができます。
自信があれば、起こりうる全ての出来事の責任は自分で引き受けて、泥臭く軌道修正しながらビジネスを進めて行けます。
自信があれば、サラリーマンとしてひたすらに滅私奉公をする自分に、常に疑問や違和感を感じ続けることになります。
これらすべて、根拠がある自信かどうか?は全く関係がありません。
偏差値などとも、まるで無関係です。
逆に言ってしまえば、先立つものが何もなくても、謎の圧倒的な自信ひとつあれば、一度突き抜けるまではなんとかなってしまうのがビジネスの面白いところでもあります。
もちろんその先は、考えなしに永く続けられるものでもありませんが・・
ですから、わたしが起業を進める上で最もおすすめしているのは、自信をまず持つことです。
自信を持って自分をドライブするには
とはいえ、そんな圧倒的な自信なんて持ち合わせていないのが普通ですから、戦略としては
起業と同時並行で、自分の中に自信を少しづつ根付かせ育てていく
というところが最も現実的、かつ最適解であると思っています。
よく想像されるような、人生をかけて実現したい壮大な夢や、人をあっと驚かせるような画期的なアイデアがあって起業を選択する、という人は本当にひと握りです。
わたしの知り合いの起業家たちも、どちらかというとネガティブな動機から起業の世界に入った方のほうが多いくらい。
そして、少しずつ自信と、本来の自分を取り戻していったのです。
わたしはコンサルタントとして最も大切なミッションの一つが、クライアントさんに自信を持ってもらうことだと考えていて、
それは起業を進める上でだけでなく、人生のあらゆる方面に恩恵をもたらすからです。
ビジネスをうまく軌道に載せ、胸を張って堂々と生きていく自分を実現するのは、
実は「自信を持つ」という目的のために行う手段のひとつ、とさえいえるかもしれません。
自信を持つということはすなわち、
自分の下した決断に愛着を持つこと。
自分の行動に納得感を持って、本気でものごとに向き合うことです。
自分を自分でドライブして、すべてのことに本気であたるというのは楽なことではありません。
適当に力を抜いて、斜に構えて物事を見ていたほうが楽ちんですし、自分が傷つくことも少ないでしょう。
しかし、それを乗り越えてはじめて、人は自分の人生の主役を演じられるのだと思っています。
なによりも、楽しさが全然違います。
「なんだ、自信を持つだけでいいなんて、そんなに大したことないかもな・・」
そう思えたあなたは、すでに起業への適性があります。
「こんな私が自信を持つなんて難しそうだな・・・」
と思ったあなたも、やり方しだいで普通に乗り越えられます。
ぜひ、一度自分自身に問いかけてみて下さいね。
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