あなたの自己評価が低い本当の理由

こんにちは、tikoです。
今回は、あなたの自己評価はなぜそんなにも低いのか?というお話をしていきます。
あまりにも傾向が強いので最初に言い切ってしまうのですが、皆、
自分に自信がなさ過ぎ
です。
特にサラリーマンですと、10人に話を聞くと10人ともがそのような印象です。
かくいう私も、会社ではそんなサラリーマンの一人でしたので、環境によってそんな風になってしまいがちなのはよく分かります。
しかし、サラリーマンとしてのし上がっていくのでも、あるいはビジネスを自分で立ち上げるのでも、
「絶対的な」自信
は、成功には不可欠の要素です。
にもかかわらず、そろって自己評価が低い。低すぎる。
この記事では、どうしてそのような状況に陥ってしまうのか、その地獄から抜け出すにはどうしたらいいのかをテーマに書いていきたいと思います。
「こんなこともできないのか」という風潮
学校や会社など、複数の人間が集まるコミュニティでは、何かあると
「こんなこともできないのか」という人間に必ずと言っていいほど出会います。
そして「こんなこともできないのに、他のことがうまくいくわけがない」という一元的な評価がすぐに広まります。
でも、これは冷静に見ると全く論理的でない評価です。
ある一つの物事のできが悪かったからと言って、必ずしもその他の全てのものごとのできが悪いことにはなりません。
多くの人の前で発表することが苦手でも、資料をきれいに整えるのが上手い人もいれば、
コミュニケーションが苦手でも、文章を書くことが得意な人もいます。
仕事の段取りが悪くても、誰よりも人を笑わせる企画づくりが上手な人もいれば、
短時間で高度な集中力を発揮できなくても、淡々と粘り強く長期間モチベーションを保てる人もいます。
その人にとって何が最適の舞台になるかは、一人ひとり違うものなので、一つのものさしで一元的に人を評価することはできないのです。
ですが、社会ではとにかくこういう目で見られがちです。
一人「こんなこともできないのか」と言い出す人間がいると、残念ながら一瞬でそれが伝わってしまうのが現在の日本社会。
悪い噂は良い噂よりも数十倍はやく伝わるのはひとつですが、
それ以前に、わたしたちは通常、ひとの良いところを見つけ出すことに慣れていないのです。
ですが、その人ならではのいい所というのはそれこそ「絶対的」に存在します。
何かひとつダメだったからといって、周囲はその人の評価を簡単に落としすぎる。
結果的に、周囲の評判に引っ張られ、自己評価まで下がっていってしまう。
この現象がいともたやすく発生しているのが日本社会です。
周りからの評価は、想像以上にその人のセルフイメージに影響を与えているのです。
自己評価が低いままの状態から抜け出すには
こうした周りからの相対的な評価でできたセルフイメージは、
・同じように相対的な評価によって自分を更新するか
・全く別の評価軸によって自分を絶対的に評価するか
の二つでしか、良いものにしていくことはできません。
1つ目は、相対的評価のなかで自己評価を上げるためには、同じ環境で自分を再評価してもらう、という考えかた。
これはパッと思いつく正攻法的な考え方ですね。
しかし、一度できた風潮を同じ評価軸でひっくり返すことは容易ではありません。
おすすめは2つ目、新しい評価軸を自分の中に作ってしまうことです。
別の言い方をすれば、環境を変えます。
セルフイメージを下げるような声が届かない場所に身をおく。
そして、同じことをこれまでとは違った目線で再評価します。
例えば、昔の自分にはできなかったことができるようになっている、とか、
この人達には価値がなさそうなことだけど、こっちの人たちにとっては喉から手が出るほど価値があることだぞ、とか、
そんなふうに目線を変えることで軸を再設定し、自己評価が高くなる状態に持っていくのです。
こうしたセルフイメージコントロールは、わたしたちの多くが馴染みのないものなので、
最初は抵抗を覚える方もいるくらいなのですが、これができない方は人を褒めることも不得手です。
自己評価を高く保つことは、魂が力を遺憾なく発揮するために必要な、セルフマネジメントの一つです。
他人の声などものともしない「絶対的な」自信を少しずつ育てていくことで、
情報発信において非常に大切な「圧倒的な」自信を持つことに繋がっていきます。
あなたはもっと自信を持って然るべき
わたしは「人のいいところを見つけ出すこと」にかけては昔からとても上手だと言われてきました。
そして、何かに付けて悪口を言う周囲に、馴染めない自分をつよく感じてもきました。
褒めるよりも批評することの方が圧倒的に多い社会です。
自然に、自己評価が低くなっていってしまうのは当然のことかも知れません。
でも、わたしに言わせれば、みんな自己評価が低すぎです。
ぜんぜん自信がない・・・のであれば、そこそこ自信がある、
そこそこ自信がある・・・のであれば、かなり自信がある、
といったように、あなたが感じる一段回上のステージに自分を引き上げるべきなのです。
「謙遜」という聞こえのいい言葉を使って言い訳を用意しておくのはもう、ヤメにしましょう。
あなたはもっと自信を持って然るべき。
圧倒的に人を魅了する個人の世界に存在感を与えるのは、自分をも魅了しきる自信です。
自信を持つだけで、見える景色や出る勢いなども、ぜんぜん違って毎日楽しくなりますよ。
ぜひ、自他ともに高揚させていきましょう。
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