やる気スイッチのマネジメント方法を丁寧に。あなたの迷いを断ち切る「大小の二刀」

こんにちは、tikoです。
今回は実践的なやる気のマネジメント方法についてお話していきます。
場所や時間にとらわれずに仕事ができるのはネットビジネスのすばらしい利点ですが、ともするとこれは使用者を脅かす「諸刃の剣」となりえます。
なぜなら「いつでもどこでも仕事ができる」というのは、裏を返せば「いつでもどこでも仕事をしなくて良い」ということだからですね。
やる気を出すという観点からすると、これはなかなか厄介な問題で、たとえば会社で雇用される立場として働く時にはあまり問題になっていなかったことが、ここで表面化してくるのです。
会社はあれこれと人を型にはめようとしてきますが、それによって人はマネジメントを受け、一定のパフォーマンスを引き出すことができるのです。これはある意味「恩恵である」とも言えます。
その方法が劣悪だとしても、それを受ける人がどのように苦痛に感じたとしても、です。人を動かすためには、相応の外的なエネルギーだったり、工夫が必要で、会社をはじめとした組織はそれを請け負ってくれているわけです。
さて、この組織の存在がなくなると、この「人(自分)をドライブするための仕事」は、言うまでもなく自分自身でやらなければなりません。すなわち、やる気を引き出すセルフマネジメントです。
ネットビジネスのように個人で行うことがほとんどの仕事は、この能力なくしては立ち行きません。
夢に向かってひた走るためには、ひたすら地道な継続の力が必要で、多くの人はこの継続が非常に苦手です。
だからこそマネジメントには、組織を活性化するために決して無視できない力があるのです。そして、自分自身を管理して、自分の能力を遺憾なく発揮させるのにも、全く同じことが言えます。
といっても、最初から難しく考える必要はありません。これまで自分自身のやる気をマネジメントする方法を学んでこなかった人のほうが圧倒的に多いのですから、前に進みながら少しずつ上達していけばいいのです。
そのために、自分自身を継続的に鼓舞する実践的な方法について、具体的にご紹介していきたいと思います。
ぜひ試してみて、あなたの力を最大限引き出すための助けとして下さい。
大刀:身近に動機へのアクセスキーを作る
まず1つ目は、あなたの理想とする世界をよりリアルにイメージさせるものを、常に視界に入るところに用意することです。
リアルにイメージする、というのはそれはもう「超」具体的にです。あなたの夢の一部と言い換えてもいいくらい、瞬間的に、感覚的にわかるものだとより好ましいでしょう。
すべては、あなたの「したいこと、実現したい世界」から始まります。今、そこに至るプロセスであることを思い起こし、あなたの内側から湧き出る情熱こそが最良のエネルギー源と心得て下さい。
人が何かを長期間継続させる時に、最も大切なのは心からの動機。難しい言葉で内発的動機というものです。内発的動機については、こちらの記事を参考にして下さい。
「モチベが続かない・・」とお悩みのあなたが知るべき子どもたちの「実験」
たとえば、いつも作業をする机の前。パソコンのデスクトップ。スマホの待受画面。あなたが定期的に目をやる、手に触れる、音を聞く日常のそのシーンに、上に書いたような何かを挿し込みます。
日常的に触れることで、それが示す未来をあなたにとって「当然のもの」にしていきます。これは単に見慣れるという意味ではなく、未来を手繰り寄せるための鍵とし、あなたの心、情熱へのアクセスキーにしてしまうということです。
意識したいのは、それがあなたに与えるインパクト×触れている時間の数式です。
これを効果的に実現する方法の一つが、理想となる人生を歩んでいる先人とコンタクトをとることです。継続的にコミュニケーションが取れるとなお良いですね。
受験などで、目指している大学に実際に足を運び、先輩と話をするというのはやる気を引き出すポピュラーな方法ですが、そういう視点で見ても効果的な方法であると言えます。
他には、たとえば誰かのコンサルティングを受ける、とかも良いですね。
コンサルを受けるということには、単にノウハウや技術的な部分を教えてもらうこと以上に「通常のコミュニケーションをして共有する空気感、非言語での感覚のインストール」に価値があるのです。
こういった無意識のレベルでの自信、あなたの行動の根源の部分をより日常的な深さまで近づけてしまうことが、静かに燃えるやる気を自在に取り出すための絶対法則と言っても過言ではありません。
小刀:短期的な物理的報酬を準備する
こちらの方法は、上の方法を実践したうえで補助的に使って、より効果を高める方法になります。
メインにするのはあまりおすすめしません。なぜならある意味、この方法は劇薬だからです。あなたの心からの動機に接続するために、合わせ技で使うと良いでしょう。
まずは手軽な目標(最初の頃ほど、手近な短期目標を設定すると良いです)を決めて、それをクリアできたら何かの報酬を用意します。
観たいアニメを一話観る、とか、おやつを食べる、とか。
最初は小さな目標を確実にクリアする。小刻みに新しい目標を設定し、クリアする。この繰り返しで、ただし目標は少しずつ遠くに設定してみて、目標設定の精度を上げていきます。
慣れてきたら、終了時間の見積もりなども一緒にやってみるとなお良いですね。
こういった訓練はやればやるほどに上達していきます。何でもそうですが、大切なのは「あなたにイチバン最適な形にカスタマイズする」ということです。
セルフマネジメントにとどまらず、全てにおいて言えることですが、「何をこうしたら、必ずうまくいく」という普遍的なものはありません。
科学的な観点から、効果的な傾向のある方法を実験してみて、その結果をもとにオリジナルの手法へとアップデートしていくのです。
食事もそう、睡眠時間もそう、ファッションもそう、ライティングもそう、薬もそう。
自分自身の心と身体の反響に耳を澄ませて、あなた自身という一個の人間をより客観的に捉え直す練習を積んでいきましょう。
あなたにとって、理想の上司、マネージャーとはどんな人物像でしょうか?
緊張と興奮を同時にくれる人?叱りもするけど褒めてもくれ、行動で示してくれる人?面倒見がよく、人間的に尊敬できる人?
なら、あなたがそれになってしまえばいい。あなたが理想のマネージャーとして、あなた自身を熱くマネジメントするのです。
そして、あなたがそれを体現することによって、あなた自身を加速度的に成長させるとともに、他の人をも魅了する圧倒的な魅力を持ったリーダーになっていくことも可能です。
是非、一緒に精進してやっていきましょうね。
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