苦難、艱難辛苦・・・乗り越えた者だけが誰かに示せる希望がある。

こんにちは、tikoです。

今回は、過去に大きな失敗や困難を経験した人ほど、後で爆発的に成長する可能性があるということをお話していきたいと思います。

つらい過去を持ち、その出来事がつらいものであるほど、それを乗り越えたときの伸びしろは大きくなる。

艱難かんなん
、汝を玉にす」

そんなことわざもありますが、では一体なぜ、より暗い過去を持つ人のほうが、大成する可能性があるのか?

より大きな物事の本質をからめて、説明していきます。

万物普遍の考え方「サイクル」の概念

これを説明するには、まず「サイクル」の説明をしなくてはなりません。

「サイクル」とは、閉じた輪の中で繰り返す普遍の法則とも言われる考え方です。

この考え方は、本当にあらゆるものに適用できるので、言ってしまえば、ここで覚えていただくことで、すべてのものに対して連想ゲームのように当てはめて、学びや気づきを得たり、遊んだりすることが出来てしまう概念です。

例えば、幼稚園生でも分かるサイクルを取り上げてみましょう。

植物は種から育ち、芽が出て枝葉を伸ばし、花を咲かせ、枯れて、また種が落ちます。

空から降った雨は、山を流れて川になり、海に注ぎ、蒸発して雲になり、また雨になります。

もう少し視点を大きくしてみましょう。

地球上の大陸は僅かずつ移動していて、地殻変動や火山活動も活性化と沈静化を往復しています。地震や噴火が以前よりも予測できるようになってきたのは、このサイクルを読み、予測する技術が向上してきたからです。

宇宙は膨張と収縮を繰り返しています。天体レベルでも、星の誕生と終末は爆発によって始まり、爆発によって終わりを迎えます。それよりも大きな銀河系も、宇宙全体ですらも、今この瞬間も膨張と収縮のいずれかの中にあります。

これよりも大きな世界も、もっともっと極小の素粒子でも、何らかのサイクルを持っているのです。

スケールの大小以外にも、例えば人間の営みについてもそうです。

人は誰かと出会い、少しずつ仲良くなって、でもある時に意見が食い違い、衝突し、しかし仲直りして、それによって更に強い絆を得たりします。

また人間の歴史は戦争と平和の繰り返しと言われています。人が団結し、争い競い、統一し泰平がおとずれたかと思えば、また別の国家の侵略があり、再び平和がもたらされたとしても、大きな歴史の目で見ればすぐに次の戦争が起きています。

PDCA、パラダイム転換など、頭の中の思考に関することでも当てはまります。

厳密には完全に同じポイントに戻ることはないので、人によってはらせん型だとか、波型のサイクルだと言う方もいます。

しかし、数学的に円運動と波動、螺旋がそれほど変わらないのと同じで、大きく見れば言っていることはそれほど変わりません。

春夏秋冬も、昼夜も、心臓の鼓動も、脳細胞も、筋繊維も、電子の周回も、自転も、公転も、天体の動きも、音楽も、コミュニケーションも・・・すべて大小さまざまな繰り返しのサイクルの中で、行われているものです。

完全な混沌というものはありません。物理法則が存在するように、カオスに見えるものでも何らかの法則が働いています。

カオスに見えたとしても、それは繰り返しの一環としてのカオスであるということです。

サイクルの推進力と、それ以上に大切なこと

そして、この流れを踏まえて冒頭の話に戻りますが、

何かの混乱を乗り越えて、元の軌道に戻ってきたのならば、その後、何も無く戻ってきた場合よりも大きな「推進力」を得ることができるようになります。

戻ろうとする動きに「抵抗」があったわけですから、そこにより強く戻るための力を必要としたわけで、そこには以前よりも強い推進力が発生しています。

今まさに伸びようとしている枝を切ることで、その後、そこにはより多くの枝が発生し伸びることになります。

強い負荷をかけた後の筋繊維は一旦は傷つきますが(筋肉痛)、その後元の筋力以上に超回復します。

かの福沢諭吉の門下生であり、日本の電力事業インフラの父と呼ばれる松永安左エ門は、

「人間として一人前になりたければ、大病、投獄、倒産のどれかを経験しなさい」

と言ったといいます。

世間を見渡してみれば、

肝炎による経営の危機を経験している孫正義

証券取引法違反容疑で囚人生活を経験しているホリエモン

解雇と自己破産を複数回(!)経験しているウォルト・ディズニー

などなど、枚挙に暇がありません。

戦争と、二度の航空機事故と、大病に悩まされながら、ノーベル賞を受賞したアメリカの文豪、ヘミングウェイもその好例でしょうね。

抱えている闇が濃ければ濃いほどに、そこに光が差し込んだ時、目もくらむような強烈な光となります。

ストーリーにおけるコントラスト(陰影)ですね。

心理学用語で言えば、ゲイン・ロス効果と呼ばれたりもしますが、このコントラストの力を強く行使することができるのは、過去のひどい思い出を持った者の特権なのです。

そして私は、これ以外にも大切なものが2点、自然に備わると考えています。

それは、

・次のサイクルに対して前向きになれる

・暗い過去を持つ人の気持が理解できる

という2点です。

過去にひどい出来事があった人は、そうそう他のことでダメージを受けず、そういったトラブル自体をある程度楽観的に、前向きに見られるようになります。

(トラウマになってしまっている場合はまた別で、まずはそのサイクルから脱出する必要はあります。)

「修羅場をくぐってきた」・・・などと言ったりもしますね。

私の知る人の中には、トラブルが起こることそのものを自分の進化の前兆だと捉えていて、傍から見ていると残念な人のようによく見られてしまう方なんかもいらっしゃいます。笑

捉え方は人それぞれですが、心の力、精神的なタフさが全然違います。

そして最も大切なのは、今つらい立場にある方の気持ちを理解できるという点です。

今苦しんでいる人の気持ちをより深く理解し、近い距離で寄り添うことができるのは、何もトラブル無く人生を送ってきた人よりも、過去を背負って生きている人のほうであることは火を見るより明らかです。

こういった理由から、重い過去を持つ人であればあるほど、発信する情報に凄みが出ますので、ぜひ自信を持って、強きリーダーとして活躍していってほしいなと思います。

過去をどのように自分のブランディングに活用し、効果的に演出するかについては、テクニックや本質的な部分など諸々、これからも出し惜しみせず情報発信していきますので、ぜひご期待下さいね。