子育てで感じる「無力感」「疲労感」を「充実感」へ変える、唯一の思考方法。

14/09/2019

こんにちは、tikoです。

今回は、子育てをしながらでもどんどん抽象思考が身につく、

たくさんの視点を持てるようになる、簡単な方法

をひとつ、ご紹介したいと思います。

わたしは二人の小さな子どもを絶賛、育てている最中なので、近しい立場の人の話を聞くことはとても多いのですが、

本当によく聞く悩みの一つとして、

子育てをしていると何も出来ない

というものがあります。

確かに、こういったお悩みは非常によくわかりますし、それによって焦りや無力感、徒労感を感じられている方は非常に多いです。

あなたも、もしかしたら似たようなお悩みを抱えておられるかも知れませんね。

でも、子育て中はときに身も心も擦り切れるほどに酷使するからこそ、それまでに見えていなかった世界がどんどん見えてくるタイミングでもあります。

つまり、視点が増えていくタイミングであり、価値を創り出すための人間的な奥行きがガンガン拡張されていくタイミングであるわけです。

自分の、そして周囲の多くの悩みに触れるからこそ、人がどうして迷うのか、どんな要求が生まれるのかが、高い臨場感とともに学びとなる、貴重な時間なのです。

これを自分にとって、最大限活用しない手があるでしょうか。

これから説明する考え方をインストールして頂くことによって、価値提供のために必要な思考力がどんどん磨かれるばかりか、日々の生活から得られるものも増え、充実感もまるで違ったものになってきます。

是非ともマスターして、あなたの日常を実り多いものに変えていきましょう。

子育ては色々な考え方に触れるのに最適なテーマ

子育てをしていてぶつかる悩みって、いつも何度でも染み入るように実感しているのですが、本当に

「千差万別」

ですよね。

一人ひとりの親と子どもが出会う、いろいろな困難。

その内容は一つとして同じものはありません。

ですので、「あの人がこうだったから、わたしも同じようにすればできる」

という理論が、通用しないことも多々、あります

同じように、子育て論も人の数だけ存在していて、なかには完全に相反するような考え方もあります。

直面した事態に対して、どんなふうに対応するのかも人によって違うため、考え方も千差万別。

そのため、自分とまったく異なる考え方に触れすぎて、ストレスを感じる方も数多くいらっしゃるのですが・・・

自分の中にない答えに触れることは、これまでにない自分を手に入れる最高のチャンスなのです。

ですので、おすすめのやり方としては、

最初は自分と近い考え方に触れ、だんだんと遠い考え方に触れていく

ことです。

最初からあまりに理解不能な考え方に触れすぎてしまうと、負荷が大きすぎて恐怖や拒絶になってしまうので、

最初は近い考え方に触れて、少しずつ離れた考え方も聞いていき、負荷を増やしていきます。

抽象思考とは、いっけん離れたもの同士の関連性を見つけ出す力ですから、

「自分と異なる考え方」と「自分の考え方」をつなげるものを、徐々に距離を大きくしながら見つけ出していくのが訓練になります。

子育てで直面する問題は多種多様かつ、年齢が上がるほどに高度に複雑になる傾向がハッキリとあるので、考える力を長期的に伸ばしていくにはうってつけの題材なんですよね。

人が「面白い」と感じる場面には、

①この考え方はわたしと同じだから

面白い、と感じるときと、

②この考え方はわたしと違っていて

面白い、と感じるときの二種類があります。

②ばかりでは、あまりに自分とかけ離れていて、面白みを感じることが(最初は)難しいと思います。

はじめは①を多めに、②を少しだけの割合で慣らしていき、②の割合を徐々に強めていくことで、どんどんいろいろな見方ができるようになります。

割合のコントロールの方法としては、ウェブ記事でも新聞でも本でも何でもいいのですが、

単純にタイトルで判断して「このタイトルは共感できそう」というものを9個読んだら、1個は「とても共感できそうにないけど、読んでみるか・・」としてみたり、

1週間のうち1日だけは、自分と違うように感じる人の発信に触れてみる日にしてみたり、

例えばそういったところから軽くスタートしてみると良いです。

楽しみながらできることが大切で、苦しくなってしまっては効果も薄くなってしまいますからね。

習慣のひとつとして、無理なくできそうかどうか自分に尋ねながら、オリジナルのメニューを作り、最終的には意識しなくても行えるようになるのが到達点です。

うまくできるようになってくると、不思議なことに日々のストレスもどんどん軽減されていきますよ。

抽象思考はつなげる力

ありふれた言葉ではありますが、

子育てに正解というものはありません。

色々の考え方に触れていくと、

「じゃあ、どうすればいいんだよ!」

・・・と、両手を上げて叫びたい場面はきっとありますが、笑

そういったものに答えを示すことができる人こそが、誰かに価値を提供できる人、なのです。

そういう人になるために、いっけん自分とは相容れない考えを一度身の内に取り込むこと、

もう少し具体的に言うなら「相手の言っていることを、一度は正しいと仮定してみる」ことが、

多角的な視野だったり、スキの少ない考え方を得るための良質な訓練になるのです。

それは傾聴するであり、歩み寄る力であり、心と心をつなぐ力です。

そして、その訓練を続けることであなたの人間的な器は大きくなっていき、人を惹きつける不思議な魅力を放つようになります。

やればやるほどに人生ごと好転していくと言っても、決して過言ではない威力をもった力です。

ただし、繰り返しになりますが、子育てはただ日々をこなしていくだけでも相当の負荷がかかるものなので、あくまで楽しんでやれる範囲を超えないように、少しずつ進めていって下さいね。

何よりも大事なのは、あなたがいつも笑顔でいられること、ですから。

keep smilingで行きましょう!