副業をする上での最大の敵である「時間がない」「忙しい」という感覚の正体

こんにちは、tikoです。

今回は、副業を進めていく上で陥ってしまいがちな「時間がない」「忙しい」という感情についてお話をしたいと思います。

本業もある中で、副業を行う理由も事情も、置かれている状況も人それぞれ。

 

 

あなたもきっと、疲れている体に鞭打って、副業を進められていることと思います。

 

ときには、弱音のひとつも吐きたくなるでしょう。

でも、そんな風に感じているあなたにこそ、読んで考えてみてほしいお話です。

口をついて出てくる「忙しい」の震源はどこか

あなたの事情はひとまず棚にあげて、ちょっと客観的な目線で考えてみて欲しいのですが、

「時間がない」

「忙しい」

 

 

この言葉が出てくる心象の、背後にあるものはなんだと思いますか?

 

別に副業に限った話ではなく、世の中にはこの言葉たちがあふれています。

なんとなくネガティブな印象のあるこの言葉・・・

あなたももしかしたら、無意識につぶやいてしまっているかも知れませんね。

答えは「不安」です。意外な答えでしょうか?

「焦り」や、「自己防衛」などを思い浮かべたでしょうか。

自分に厳しい人なら「言い訳」などをを思い浮かべられたかも知れませんね。

でも、本当に奥底にあるものは不安なのです。

つまり、忙しい忙しいと言っている人の心は、安心とは遠く離れた位置にあります。

忙しい、とは、心を亡くすと書きますからね。

では、なぜ不安からこの言葉が出てくるのか?

それは、自分の置かれた状況を「忙しい」「時間がない」と定義づけすることによって、わけのわからない不安の正体を「何か」に決めつけてしまいたい、という人間の心理が働くからです。

人はモヤモヤした感情から開放されたいと願う生き物なんですね。

難しい言葉でいうと「認知的不協和」と呼ばれたりもします。

忙しくしていないと不安でしょうがない・・・というのは、これの逆パターンですね。

自分を忙しいと定義づけることによって、いくばくかの安心感を得たいのです。

心が安らかなる人は、忙しいなんて言いませんよね?

「忙しい」という、頭打ちの天井を突破するために

さてここからが本題です。

忙しいという感覚、それはあなたの脳が勝手にラベルを貼って決めつけてしまっていることなのです。

つまり、そこから先は考えることを放棄しているのと同じ。

その感覚を払拭できなければ、いつまでもあなたの心は不安なままです。

誰かに「大変なんだね、よしよし」と抱きしめて、頭を撫ででもしてもらえれば、いっときの安らぎは得られるかも知れません。

しかし断じて、そんなことをしてもらうがために、あなたは頑張っているのではないはず。

冷静に、あなたの一日の時間の使い先を分析していきましょう。

本業が忙しいと感じているのであれば、残業を減らしていく。通勤時間を減らしていく。

家事は時短の手段がないかを考える。やる必要のないことを必要以上にやっていないか。機械に任せられないか。外注できないか。

趣味や娯楽の時間は、あなたの人生に潤いを与える大切なものですが、あなたが目指す理想の世界に到達するために、今もって絶対に必要なものなのか。

こう考えていくことで、必ず見直せる場所があるはずです。

こんなに時間ができるのか!と驚くかも知れません。

やりようは如何ようにもあり、これらすべて考えることと工夫でどうにかなります。

やってみるとわかるのですが、これは限られたリソースをどう優先順位をつけて割り振れば、効率を最大化できるか?という、ビジネス的な思考です。

どんなに巨大に見える成功者も、与えられているものは一つの肉体と、1日に24時間という絶対に平等なリソースであり、時間の使い方は体力やお金の使い方と全く同じ「マネジメント思考」が要求されるもので、その工夫次第なのです。

残業月200時間でも、妊娠中でも、介護中でも、0再育児のさなかでも、成功される方は成功されますし、うなるほどの時間を持て余す大学生のような立場(全員がそうだとは言いませんが、少なくとも私はそうでした・・笑)でも、何ひとつ成し得ない方もいるのが現実。

忙しいと感じるのはその人の感じ方次第であり、誰がどう見たって本当に首が回らないくらいに時間がない方もいれば、はたから見れば暇そうにさえ見える方もいます。

前者でも爪に火を灯すように時間をやりくりできる人もいれば、後者でも全く時間を作り出せない人もいる。

かえって自由な時間が多くある方が、自分の思い通りにできる時間が少なく感じるケースも往々にしてあります。

必死の思いで捻出した時間の方が、その人にとっての単位時間あたりの価値が高いから当然なのかも知れませんが・・・

すべてはその人次第ということですね。

是非、「busy」を「business」に創り変えて、不安とは無縁のあなただけのビジネスを。

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