見た目が9割以上!?ほんの少しの注意で読み手の印象を劇的に変える、文章の身だしなみ

こんにちは、tikoです。
今回は、文章でも見た目の印象で9割以上、損をしている可能性がある、という話をしていきます。
「人は見た目が9割」
そんな本もありましたが、文章を人に読んでもらう上でも、この公式はかなり当てはまります。
ここでいう9割というのは、読んでもらうためにイチバン重要と言っても過言ではない、
つかみ
の部分、そこで好印象を与えられるかどうか。
ここで躓いてしまっている人が、本当に多いです。
そのため、どんなにその後で良いことを書いていても、読まれない可能性が非常に高くなってしまう。
これが、9割以上損をしているかも知れないという理由です。
わたしはいつも記事を読む時は、一通り最後まで読んて判断するようにしているのですが、この「つかみ」が悪いために、内容が素晴らしくても日の目を見ていないものを山程見てきました。
そしてそのたびに、
「勿体ない・・」
と思うのです。
この記事では、人が見た目からどのように印象を受けているか、
その印象を、文章でどのように良くしていくか?
ということについて、まとめてみました。
是非、この記事を読んで頂き、損をしているかも知れない9割以上を取り返していきましょう。
見た目の重要性は年々上がっている
見た目の重要性を説明するのに良い例なので、下記のツイートを御覧ください。
クリームソーダの盛り付けを変えただけで前年比500%って話。 pic.twitter.com/2VF1vM5qCF
— オダツトム うのまち珈琲店 (@odatsutomu) September 4, 2019
クリームソーダの盛り付けを変えて、売上げが前年比500%。
これは偶然でもなんでもなく、数字が示す「必然」です。
「instagramで拡散されたからじゃないか?」と指摘するあなた。
それはある意味ではその通りなのですが、もう一歩踏み込んで考えてみましょう。
もちろん、今日のinstagramやtwitterなどSNSでの拡散によるマーケティング効果は、計り知れないものがあります。
しかし、それよりももっともっと小規模な話が、わたしたちの身の回りでは起きているのです。
想像してみて欲しいのですが、外で何かを食べる時に、見た目がすごく印象的であれば、スマホのカメラで写真を撮らないでしょうか?
ブログやSNSをやっていなくとも、写真を撮る方は多いです。
そして、それを友人に勧めるとしたら?
撮った写真を見せて説明しませんか?
わたしたちはごくごく自然に、自分の見てきた情報を外部媒体にも保存し、画像データ(視覚情報)を他の人に伝えるためのツールにしています。
私はしないよ!というような方でも、身の回りをみていけば、それがいかに少数派であることはカンタンに想像がつくかと思います。
これはほんの10年前には起こらなかったことで、いかにスマホが高速でわたしたちの生活にフィットして進歩してきたのかがわかる一例であると言えます。
そのほかにも、タイトルが同じ、中身も同じなのに、有名漫画家の書く表紙にしただけで古典小説が再ヒットしたり、
フォントを変えただけでPVが3倍になったという例すらあります。
データで共有される視覚情報は、10年前に比べても、わたしたちの無意識レベルにより深く入り込んでいるのです。
文章で与える印象の身だしなみをチェックしよう
この視覚情報(ビジュアル)の良し悪しによって、その後の印象は大きく左右されます。
これは文章でも、同じことが言えます。
パット見の瞬間的な印象で、
「この文章、なんとなく読みにくそうだな」
「なんとなくだけど、面白くなさそうだな」
そんな印象を持たれるか、
「パット見、読みやすそうで面白そう!」
と思われるのとでは、最初の印象の時点で、ほぼ勝負がついてしまいます。
そのため、初歩的なポイントは数多くありますが、
・文章の1ブロックが大きくなり過ぎないようにする
・難解なカタカナ語、漢字はなるべく避ける
・行間を適度に空ける
・背景色と文字色の組み合わせは、目の疲れないものにする
・文字色は多くとも3色までにする
などを、最初は意識してやっていくと良いです。
これは書いているときには気づけないことが多いので、
一度寝て、また起きてから読んでみる。
PCで見てみたら、スマホでも見てみる(今の時代は、スマホからネットを見る人のほうが多いので、むしろこっちのほうが大切かも知れません)。
といったチェックを、繰り返ししてみることが大切です。
このあたりは、無意識に受け取る情報を細かなポイントで言語化したもので(他にも数多くのポイントがありますが、もっとも重要なものを抜粋してご紹介しています)、実践するだけで読み手に与える印象がまるで違います。
わたしたちは想像以上に無意識に、見た目から多くの情報を受け取り、判断しているということです。
例えば、おしゃれで清潔感のある格好をしている印象と、ちょっとだらしない印象を無意識に与えていると考えてみるとどうでしょうか。
それはほんのちょっとした違いですが、人生におけるチャンスの巡ってくる可能性がまるで違ってくることは、想像に難くないと思います。
「無意識に」というところがミソで、それは時に数多くの言葉を並べ立てるよりも、見る人に自然にスムーズに好印象を与えることができるのです。
つまり、文章も見た目をほんのすこし意識するだけで、まったく異なる反応をとれるというわけです。
ぜひ、見た目の印象を自由自在に操れるようになり、あなたの本来の魅力をさらに効果的に魅せられるようになっていきましょう。
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