自分に合わなかったコンテンツを自分の血肉にする方法

こんにちは、tikoです。
今回は、自分に合わなかったコンテンツを自分の血肉にする方法について書いていきます。
わたしは基本的にどんなコンテンツでも楽しめてしまう雑食系なのですが、それでも
「あんまり面白くなかったかな」
「なんだか違和感を感じる読後感だなぁ」
などのように感じることがあります。
そんなとき、「あぁ、時間を無駄にしてしまったな」という感想で終わってしまうのはあまりにも勿体ないです。
わたしたち個人事業主は特に、自分の貴重な時間を投資したことに対して、貪欲にリターンを求めていかなければなりません。
そこでおすすめしたいのが、下記に説明する思考方法です。
これをなぞることで、自分に合わなかったコンテンツを、なんと自分の血肉にすることができます。
つまり、「面白くなかった!」を、「面白い!」に、強制的に変えてしまう思考法です。
日常からコンテンツの種を取り出す方法については、これまでに何度もお話してきていますが、
今回はネガティブな感想からのアプローチ方法、ということになりますね。
抱いた感想はどこから来たのか?を分析する3アプローチ
この方法の概論としては、
ネガティブな感受性を切り口に、自分をプロファイリングする、
というやり方になります。
簡単に説明すれば、自分で抱いた感想をもとに、それは何故そう感じたのか?というところを探っていきます。
例えばわたしが最近、感じたところを書いてみますと・・・
①どうにも自分の求めている流れにならない→タイトルから期待していた印象と、内容にズレがあるように感じた
②なんだかくすぐったいような感じがする→自分が日頃使っている語り口調と似ていて、表現も近かった
③読んでいて腹立たしさを感じた→過去に同じような間違いを犯しており、未だに後悔の念があった
という感じです。
具体例を出さずに挙げてみましたが、ちょっと伝わりにくいかも知れませんね。笑
もう少し深堀りして、ポイントをお伝えしていきます。
①どうにも自分の求めている流れにならない→タイトルから期待していた印象と、内容にズレがあるように感じた
これについては、主にそのコンテンツを「見よう」と思ってから、見終わった後までの変化に着目しています。
最初に、何をフックにそのコンテンツが気になったのか?
これに注目すると、自分が何に興味を惹かれ、行動を起こしたのかがわかります。
例えば、タイトルのこのキーワードに興味を惹かれたから、とか・・・
著者やオススメしている人が、もともと知っている方だったから、とか・・・
アオリやコメントを読んで、面白そうだと直感したから、とか・・・ですね。
そして、見終わった後にその内容が予想以上のものであれば、良かったと感じるはずですが、
予想よりも下だったり、的外れだったりするからこそ、「面白くなかった」と感じるわけですよね。
タイトルや表紙などの第一印象で期待した内容と、実際の内容は、
期待する内容 < 実際の内容
となっている場合しか、高評価とはならないのです。
多くの売上を上げるような、人気を集めるコンテンツは、この公式が必ず守られているので、ぜひ注目してみて下さいね。
そして、マーケティングの目線でも見てみて下さい。
このコンテンツはどういった層をターゲットに想定されているのか、そこに自分は含まれているのか、そのターゲティングは妥当なものであるか、などなど。
こうした見方をしてみると、また違って見えてきて面白いですよ。
それから、もし他のユーザーからのコメントや評価が見られるのであれば、ぜひ見てみたほうが良いです。
自分とは違った感想が知れて、ものすごく勉強になりますし、なにより楽しいです。
わたしなんかは、これがやりたいがために、あまり面白くないなと感じたコンテンツでも最後まできちんと消化してしまう習慣がついているくらいです。笑
②なんだかくすぐったいような感じがする→自分が日頃使っている語り口調と似ていて、表現も近かった
これに関しては、主に文章を読んだとき、音声を聞いたとき、動画で身振りを見たときなどに意識してみると良い点です。
これらはすべて、非言語の領域でわたしたちが感覚的にキャッチする情報ですが、その印象を言葉に落とし込むための訓練になります。
「なんだかよく分からないけど、変な感じがする」
という「違和感のおこり」をとらえることができるようになれば、感覚は磨かれていきますし、
さらにそれを言葉で表現する技術が向上していけば、それだけ多彩でいきいきとしたコンテンツを作れるようになるということです。
③読んでいて腹立たしさを感じた→過去に同じような間違いを犯しており、未だに後悔の念があった
これは最初は結構エネルギーを使う作業なのですが、今見ているコンテンツと、自分の過去の感情のどこが強く共鳴しているのかを探り出す、という方法です。
デジャヴ(既視感)を探す、と言い換えてもいいでしょう。
これは結構頭を使いますし、これを行うことで過去の自分のネガティブな感情を掘り起こしてしまうこともありますので、慣れが必要です。
最初は、ポジティブな感情を、比較的近い過去とリンクさせることから始めていきましょう。
これに慣れてくると、自分の過去の記憶からみずみずしい感情データを参照することができるので、キャラクターや文章に自在に厚みを持たせることができるようになります。
自分に興味を持っていこう
なんとなく、方法を列挙してそれぞれを解説してみましたが、だいぶ抽象的なお話になってしまったかも知れませんね。
これを行い、自分の輪郭をはっきりさせていく作業の中で、自分がどんな考えをもった一人の人間なのか、を客観的に捉えられるようになりますし、
自分でも意識していなかった未知の自分自身と出会って、新しいストーリーやブランドが生まれたりします。
これはコンサルタント的な喜びかもしれませんが、純粋にスポーツやパズルのように娯楽的な作業です。
自分に対して興味を持つ、ということは、人に対して興味を持つということと原理は同じですからね。
まずは自分自身と楽しく向き合って、あなたの能力を開眼させていきませんか。
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