子育てとコンサルティングの共通点。親としての経験がリーダーの素養となる

25/06/2019

こんにちは、tikoです。

今回の記事では、子育てとコンサルティングに通じている共通の事柄について書いていきたいと思います。

あなたに子育て経験があるならば、一人の人間と向き合うことの難しさ、そして楽しさについて、一通りのご経験があるかと思います。

私も今まさに子どもを二人育てている真っ最中で、一人の親であるとともにコンサルタントさんにコンサルを受けている一人のクライアントでもあります。

人が人に何かを教えるにあたり、コンサルタントさんに教わったことがそのまま、親としての自分が子育てをする中で日頃考えていることに当てはまっていたので、この記事を書いておこうと思いました。

あなたも子育て中であるなら是非、今から書くことをご自身の身に置き換えて考えてみて下さいね。

コンサルタントとクライアントは親子の関係性に近い

コンサルタントになるということは、人を導いていくリーダーになることです。

ネット上で情報発信を行うことは、人を勇気づけ、導いていくことと同じ。

つまり、多かれ少なかれ、情報発信を行う人というのはコンサルタントでもあるわけです。

コンサルタントとして、クライアントさんの成長を、できるかぎり近くで最大限サポートし、最短最速で結果を出せるようにサポートしていく。

もちろん、それはドーピングのようなやり方ではなくて、クライアントさんがしっかりと自分の力で結果を出せるように、地力と精神力を最適な形で伸ばしていく。

世の中には色々なコンサルタントさんがいるので、それぞれの方針や適性などもまた千差万別ですが、私の考える理想のコンサルタントとは、人としての温かみがあり、勇気をくれて、自然な形で結果を出させて、お互いに成長しあえる関係性を築ける方だと思います。

と、ここまで書いた「コンサルタント」と「クライアント」を、「親」と「子」に置き換えても、驚くほど自然に頷ける文章になるんですよね。

私の考える理想のコンサルタント像は、そのまま理想の親子の関係性にかなり近くて、自分の子どもと相対する姿勢を一つ一つ観察していくと、よい親としての成長はよいコンサルタントとしての成長の方向とかなり通じる部分が多いと感じます。

子どもであっても、一人の人間であり、自分だけの世界があって、その人固有の持ち物があります。

子どもにとって親はほとんど絶対的な存在ですが、親が気づかないようなことに子どもがいちはやく気が付いたりすることはザラにありますし、すべての点で親のほうが優れているなんてことはあり得ないんですよ。

子どもが強く理不尽を感じる瞬間というのは、こういった部分を無視されたり、自分だけの世界を脅かされたりしたときで、そんなことがしょっちゅうあっては信頼関係など築きようがありません。

コンサルタントであっても親であっても、自分の不完全さを認めて、常に成長を続けようとするその姿勢にこそ、いま時点での能力そのものよりも強く人間としての誠実さを感じられるから、信頼という感情が生まれるのです。

親としてのすがたにも通じるコンサルの大切な役割

コンサルタントには、とても大切な役割があるそうです。

それが、

小さな小さな兆候を見つけ、クライアントさんの才能をいち早く見出すこと

です。

子どもと毎日一緒にいると、その成長のスピードに驚かされます。

それは小さな兆候の発見の連続で、赤ん坊であってもその成長は劇的です。

例えば身体能力。朝できなかったことが、夕方にはもうできかけていて、次の日にはできるようになっている。

もしくは精神。彼らは心が非常に柔軟で、その分傷つきやすくはありますが、大人とは比べようがないくらいに早く立ち上がります。

こうした変化を間近で観察できることで、人がどんな瞬間に成長の兆候を見せるのか、どのように見ていけば自分すら気づいていない変化を感じ取れるかが感覚的にわかってきます。

また、小さな才能を発掘するのはいつだって、日々の会話とトライアンドエラーの中からです。

日頃の様子と会話の情報の中から、手掛かりを有機的につなげて「こういうのがより得意なのかもしれない」という仮説を立てる。

これは親が最も得意とする思考であり、子育てを真摯にやってきた人であればあるほど(特に母親)、コンサルタントとして、ひいては情報発信のリーダーとしての素養が自然と身についていることが多いです。

こういったことから、子育て経験のあるパパママには、自らの経験からくるコンサルタントとしての基礎適性が備わっているのです。

是非、あなただけのご経験をもとに、よりよい情報発信者としてのステージを高めていきましょう。