東京「モリキュール(Molecu-L)」クレオバースアカデミー2.0美食会にて

こんにちは、tikoです。
今回、私の参加しているビジネスコミュニティである「クレオバースアカデミー2.0」での美食会イベントに参加してきました。
お店は「モリキュール(Molecu-L)」。分子ガストロノミーというカテゴリに分類される、和食を既存の枠組みにとらわれない手法でより鮮烈に、あたらしく演出する劇場型のお店です。
主催者ゆうきんさんによれば、今回の旅のコンセプトは近未来への旅。
持っているカラーや目指す理想世界はそれぞれ、しかし己の道を信じて突き進むリーダーの方々が集い、コンセプト通り近未来を予感させるような新鮮な空気に包まれた場となりました。
分子ガストロノミーって?
そもそも普段あまり聞き慣れない「分子ガストロノミー」という用語の解説を簡単にさせていただきますね。
分子料理ともいいますが、調理の方法や人間の味覚・触覚などの感覚器の仕組みなどについて、分子(原子単位)スケールで見直しを行い、食事という体験をこれまでに無かった、新しいものに再構築していこうという試みです。
使われる器具・技術も、これまでの料理の常識からは一線を画すものばかり。代表的なのは液体窒素やゲル化剤、注射器などを使ったりすることもあるそうです。まるで理科の実験室・・!
代表的な例を出すなら、分子の網目構造化を利用した球化現象を使った人工イクラや、あらゆる食材をムース状にしてしまうエスプーマなどです。
トリッキーな手法で作られた料理の数々は、味覚だけでなく視覚・触覚的にもあまり経験のない、とても斬新なものになるのです。
Molecu-L(モリキュール)
今回のお店はMolecu-L(モリキュール)という店名で、まさに分子(molecure)をモチーフにしています。
店内は黒を基調としたシックで落ち着いた雰囲気。最初に目に飛び込んでくるのは、横長の店内をつらぬくプロジェクションマッピング。
カウンターからは、料理に合わせたプロジェクションマッピングを大迫力で観ながら、食事ができるという趣向です。
これが変幻自在!出されたコース料理の種類やコース上の節目となる局面によって、映像や音楽も玉虫色に移り変わります。
料理がひとつサーブされるたびに、映像と音楽も個別の演出がなされるのは、なかなか感動的でしたね。
そのほかにも、自然豊かな秘境の中になったり・・・
鈴虫の声でも聞こえてきそうな、竹林の夜になったり・・・
音響にもこだわりが見られ、非常に没入感があります。劇場型のエンターテイメントとして、総合的な完成度へのこだわりが感じられました。
「五感を余すところなく使って楽しんでもらおう」という心意気と工夫が、いろいろな箇所から見て取れますね。
もちろん、コース料理そのものも、単品でも非常に絵になります。
どれもこれも非常に面白いですね。
細部まで徹底されたブランドづくりへの執念
これらのコース料理の根底にあるのは和食であり、一品ごとのワインとのマリアージュも楽しめますが、日本酒とのペアリングもしっかりと準備されています。
お皿や箸置きなども非常に凝っていて、ひとつひとつ眺めているだけでも楽しい。
世界観の作り込みと浸透のさせ方に執念を感じるほどで、和食という軸を基本とした哲学を持ってお店づくり・サービスづくりをされているのがわかりました。
どのような方向性にせよ、お店側がお客さんを「おもてなし」するために、独自のポリシーを検討に検討を重ねてねり上げて、それを全力で表現しているお店が私はとても好きです。
造り手としての愛着をそこに感じますし、プロとしての気配りが行き届いている様は、見ていてとてもカッコいいから。
パフォーマーがステージを作る時も、私達がブログやメルマガなどを作り上げる時にも、全く同じことが言えます。
ただひとつの自分の世界の完成度を突き詰めていき、何がファンの感動を得るのかを考え、そこに魅力を感じてくれた人を喜ばせ続けること。
そういう意味では、気配りもマーケティングの一種であり、リアルのサービスから私達が学ぶことは多いといえます。
二次会でのアウトプットのグループワーク
その後、二次会では主催者ゆうきんさんのご提案により、アウトプットのグループワークを行いました。
予め用意しておいた「お題」の書かれた紙を、順番に無作為に複数枚引き、それを元に即興でアウトプット(発表)するというもの。
考える時間は短めに設定されており、瞬発的な思考力とパブリック・スピーキングの能力が強制的に鍛えられます。笑
ブログやメルマガなどと違い、リアルタイムでのアドリブ力が求められるので、とても刺激的な時間となりました。
思えば、私達はパソコンを通して自分の発信した情報に対して、その瞬間に連続的に反応が貰えるということは比較的少ないです。
こういったワークをすることで、自分の総合的な成長、気付きにも繋がっていくというわけですね。
今回集まった面々も、一人ひとりが個性的なメンバーであり、ネットを使ったビジネスを推し進めるリーダーでもあります。
彼らの語る言葉は一様に力強く、何ともない雑談のような会話の中にも、すくい取れるものは無限にありますし、ともに成長していける関係性は私にとってかけがえのない財産です。
いつも勇気をもらっていますし、自分もリーダーの一人として、歩みを止めている場合ではないな、と鼓舞されます。
今回のような場をもっと楽しくするために。
自分がより人を魅せ続けられる存在であるために。
五感を使った体験をすべて味方にして、さらに一歩前へ進み続けていきます。
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