SSSS.GRIDMAN OP「UNION」思わず同盟を結んでしまいそうになる良OP

こんにちは、tikoです。
今日は、アニメ「SSSS.GRIDMAN」のオープニングテーマについて、思うところを書き綴っていきたいと思います。
OxTというアーティストの「UNION」という曲が起用されていて、これがまた「ド」がつくほどにストレートに熱くなれる内容で、私のようにこういう曲がたまらなく好きって方、結構多いんじゃないかなと思います。
クールでお洒落な曲もすごく好きなんですが、やっぱり根っこのところで少年のような心がいまだに息づいていて、時々感情が爆発するような、そんな自分を再発見することがあります。そのきっかけが、今回はこのOPを見ていたらというタイミングであって。
ピンポイントではありますが、このOPで感じ入ったこと、表現したいと思わず感化されたことについて、こうして記事を書いておきたいという衝動にかられ、こうしてテキストを打ち込んでいます。
侵・略
冒頭の
目を覚ませ!
僕らの世界が何者かに侵略されてるぞ
というフレーズ。キャッチーですよね。作品の世界観をそのまま真っすぐ表していると思いますし、誰もが日々これと同じような危機感を、無意識に感じ取っているのではないかと思います。
「何者か」というのは姿の見えない、あなたの世界を脅かす存在であって、こうした敵の存在はどこにでも登場しえます。例えば、あなたの会社の上司。苦手な取引先。ちょっと付き合いにくい友人、知り合い。あなたの中の弱い心、などなど・・
敵に対して私たちが感じるのは、危機感、恐怖、焦燥感、プレッシャーなど様々でしょう。しかし、今回取り上げたいのは「怒り」で、それは理不尽なものに対しての、あるいは自分の尊厳をおびやかすものに対しての怒りです。
ときどき、自分の本当の原始的な根源はこの怒りなんじゃないかなと考えるときがあって、それと一緒に思い出すのは「怒りは絶望に勝る」という、結構マニアックなターミネーターのセリフです。
怒りは敵との闘いに必要なものです。闘争本能をかき立て、分かり合えない、倒すべき敵とはいずれ戦わなくてはならない。大きな目線で見たら、この敵の存在すらも自分を成長させてくれるためのキャストになるのですが・・
ときにはこの怒りを原動力に、感情豊かに表現してみるのもアリでしょうね。
対・峙
そして最後の
それじゃとりあえず同盟を結ぼうか
君を退屈から救いに来たんだ
という部分。同盟というカタそうな言葉を使っておいて「それじゃとりあえず」と、非常にノリが軽い勧誘です。笑
曲調も、サビ部分の熱いムードとはガラッと変調して、ここの部分だけやけに軽やかなんです。現代風に言えば「とりま」のような感じでしょうか。でも、それじゃあって感じで、なんだかこちらの腰も軽くなりそうですよね。
退屈というワードにも思い起こさせるところはたくさんあって、もしかすると冒頭の「何者か」の正体というのは、この退屈であるかも知れません。
真に充実していて、エキサイティングな日々を楽しんているのならば、退屈なんて感じるヒマはないはずです。退屈というのは感覚を鈍らせる毒で、目から生気を失わせます。
自分がもし退屈を感じているなら、その原因はどこか、それをなくすにはどんな行動をとればいいかを考えたいところです。究極的には、私たちが生きていく目的も、この退屈との戦いになるという見方もできますよね。
曲中にもあるとおり、訓練でもリハーサルでもないリアルの臨場感を高めて、自分の中の退屈と退治し、そして戦うことです。そんな内容を熱いアニメーションのバックで、どこまでもさわやかに歌い上げていて非常にわくわくします。
このアニメは起業家の仲間が勧めて下さって最近見始めたのですが、オープニングだけでなく内容も、まさに王道と呼ぶにふさわしい、非常にわかりやすく、とにかく熱い内容なんですね。
これまで、アニメには沢山のことを考えさせられてきましたし、そんじょそこらの自己啓発書を読むよりも、個人的にはよほど多くのことを与えてくれるコンテンツだと思います。
かの手塚治虫氏も、
漫画を学ぶために漫画を勉強するのではなく、一流の映画、一流の音楽、一流の芝居、一流の本に触れ、それから自分の世界を造りなさい
との言葉を残している通り、一流のコンテンツに触れることはそれだけ自分の世界を磨くことへの早道となるのです。
あなたの好きなものは何ですか?そして、その魅力はどこにあるのか?私に教えて下さいね。
新しい世界や情熱と遭遇する、その瞬間が私は大好きです。
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