できるだけたくさんの言葉で、えぐるように理解/表現していく

こんにちは、tikoです。
今回は文章表現における語彙の重要性についてお話していきます。
この記事を読んで、ぜひご自分の表現を見つめなおし、幅と深みを広げるための一石としてご活用下さい。
手に取るようにわかる、とは
一つの物事を説明するのに、たくさんの言葉を用いれば、それは表現の数だけ多くの「面」を持つことになります。
あなたが何かを説明しようとしたときに、一つ二つの表現しかできないということは、それに対する知識が一面的でしかないということです。詳しく知っていればいるほどに、多種多様でバラエティ豊かな表現ができるはずです。
手に取るようにわかっている、というのはそれこそ文字通り、手の上で転がすように上から見ることもできれば、側面からも、裏からも見てそれぞれ描写ができます。その質感も、温度も、重みとその重心のかたよりまで、つぶさにわかるはずです。
何事も多面的に観察することで、それだけ多面的な解釈と理解が生まれます。手触り感を感じられるほどに理解して下さい。なんなら匂いや内面、味までも見ておくくらいのハングリーさは欲しいところです。
それらすべて人に伝えるためには、言葉を使うことになります。
そうです、私たちが人に何かを伝えるために、必要不可欠なのが言語化能力です。私たちは言葉を自由に使いこなす、言葉のエキスパートになっていかなくてはなりません。
語彙力を伸ばすための日々の習慣について
言葉と書きましたが、その中でもまずは語彙力です。
語彙力はとにかく数多く読む、聞くことで増えていきます。人との会話や、日々触れる言葉の中で、気になるものがあればメモしておいて後で調べるなど、言葉に対する感度を常に上げておきましょう。
私も昔は電子辞書でこれをやっていましたが、最近ではスマホがあるので格段にハードルが下がっています。便利になったものです。
そうすることで、毎日のなかで自然とボキャブラリーが増え、より自由で丸い表現が身についていくようになります。より多くの言葉で表現ができるようになってきたら、次は多く出した表現の中から、一番適したものを選ぶ訓練です。これも繰り返しの中で、やがては呼吸するようにできるようになっていきます。
ぜひ、語彙力と表現力を伸ばし、多様な表現で大空に羽ばたくような爽快感を感じてみて下さいね。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません