時空を超えた普遍性を帯びるwebコンテンツ

こんにちは、tikoです。
今回は「時空を超えた普遍性」という、崇高かつ深淵なるテーマでお話ししてゆきます。
この記事を読み、永く人に受け入れられ、熱狂させ続ける普遍性のあるコンテンツについて考えてみてください。
「魂」を目に見えるかたちに
まず、以下の引用文をご一読ください。
なぁ・・・知ってたか?プッチ。パリのルーブル美術館の平均入場者数は1日で4万人だそうだ。
この間、マイケル・ジャクソンのライブをTVで観たが、あれは毎日じゃあない。ルーブルは何十年にもわたって毎日だ・・・。
開館は1793年。毎日4万人もの人間がモナリザとミロのビーナスに引きつけられ、この2つは必ず観て帰っていくというわけだ。スゴイと思わないか?
引用元:ジョジョの奇妙な冒険 第6部より
これは現在でも事実に近い数字で、今日もまた、人気歌手の巨大ライブ会場を満員にして余りある数の人々が、珠玉の芸術作品を一目見ようと、世界中から集まってくるのです。
私も一度ルーブルに行ったことはありますが、モナ・リザやサモトラケのニケには、常におびただしい数の人が群がっていて、通行規制がかかっていたくらいです。
本当に、すさまじいことです。これらの作品が生み出されたのは200年以上も前のことなのに、今もなお人を魅了し続けている。
上の一節に続くシーンでは、「すぐれた美術家は自分の『魂』を目に見えるかたちにできる」といい、さらにこういったものを「時空を超えたスタンド(超能力)」と形容しています。
魂をカタチにし、時空を超越する・・とても興味深いですよね。
時空の壁をものともしないネットの特性
わたしたちコンテンツの作り手は、真に究極的にはここで言われているような「時空を超えたコンテンツ」に到達することを理想とすべきです。
「そんなの無理だよ~」とお思いですか。ではすこし身近なものに次元を近づけてみましょう。
何年も時が経過しているのに、色あせないもの、新鮮さを失わないものっていうのがありますよね。
私たちの親が高校生くらいに聞いていた曲であるはずなのに、今聞いてもぜんぜん古く感じない、とか、
子供のころに遊んでいたゲームだけど、今遊んでみても面白く感じるし、むしろ新しい発見が得られる、とか。
卓越したコンテンツはこうした普遍性を少なからず含んでいます。それは見る人が変化しても、その変化に応じて様々なものを感じ/考えさせてくれるコンテンツである、ということです。
これってまさに、時間と空間の壁を超越していますよね。そしてここで思い出していただきたいのが、時間と空間を超える、ネットの特性です。
私たちはコンテンツを作るたびに、時空を既に飛び越えているのですよ。
そこで残ったピースは、あなたのコンテンツの質だけなのです。
ラスト・ピースをはめこむ気持ちで、コンテンツをもって問いかけ続けていきましょう。
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