素直さこそが成長に最も必要なことである

こんにちは、tikoです。

今回の記事では、2歳の娘との日常から得た気付きについてのシェアをしたいと思います。

私は子育てを通してこれまで人生観を劇的に変容させてきました。心から楽しんで子育てをしていく中で、日々多くの学びや気付きがあります。

2歳の子供と相対するのは人生のコンサル

2歳のお子さんと暮らしたことのある方はおわかりでしょうが、まぁじっとはしていられません。しかも悪戯盛りで、何かをお願いしたとしても、素直には聞いてくれない。「これはやってはダメだよ」と言われると、あえてやってみたりする。

そんな娘でも、比較的素直にお願いを聞いてくれるタイミングというものがあります。

それは、怖い時です。

お風呂に入れて身体を洗ったりするのはだいたい私がやっているのですが、まだ顔に水をつけるのが怖くて、シャンプーやリンスが苦手なのです。

このとき、大人がやるようにやり方を教えても、息を止めることがまだできませんから、うまくいきません。結果、口と鼻にお湯が入って泣いてしまうことになります。

そこで新しく試したのが、「上を向いて」というお願い。美容室のシャンプー台のように、顔を上に向けてのシャンプーを試してみたのです。

2歳の娘でも、顔を上げれば水が目に入りやすいことは当然わかっています。何度も苦しい思いをしているわけですから、その恐怖感はなおさらでしょう。

でも、きちんとお願いの通り、しっかり上を向いて目を閉じてくれるんです。結果として、私はとてもやりやすく、顔をほとんど濡らさずにシャンプーを終えることができました。娘もニコニコです。

指導される側の素直さの態度について

ここから私は、指導する立場とされる立場の、良好な関係というのを見ました。

先の見えないものごとであれば恐怖を感じるのは当然で、前に失敗したことがあればなおのこと恐怖感は増大するでしょう。しかし、それを「見えている者」が導いてもらうためには、いっけん危険とも見えてしまう状況でも、強い意志を持って的確に指導を受ける必要があるということです。

たとえば私が失敗して、娘が上向きの時に目にシャンプーを入れでもすれば、娘は二度と上を向かなくなってしまうかも知れません。

これを突破するのが、まずは素直に言うことを聞くという姿勢で、逆に指導する側は自分の指導が正しいものであることを証明し、素直さに報いることが必要で、このやり取りによって信頼関係が強固になっていくということです。

信頼関係なくして、良好な指導関係は築けないでしょう。

わたしはただただ、盲目的なまでに顔を上げて、目を閉じて待っている娘の素直さと覚悟に、なんだか神々しいものまで感じてしまうのでした・・