ひと目見て、それとわかること。細部に宿る神の正体とは?

こんにちは、tikoです。
この記事では、「ひと目でそれとわかるもの」についてのお話をしていきます。
この考え方を背後に忍ばせることで、あなたの作るコンテンツにもまた、同じことを感じてもらえるようになります。
コンテンツに見る個性
私はとても絵本が好きで、それは妻も娘も同じで、特に好きな作家さんのひとりに「ザ・キャビンカンパニー」さんというユニットがあります。
絵本にとって絵は全体のコンテンツベースとなるものですから、重要なのはいうまでもありません。絵本を選書するときも、まず見るのは表紙の絵とタイトルです。
この作家さんの絵の世界観は非常に一貫性のあるものになっていて、自分たちで愛着を持って楽しみながら書いたであろうことがバシバシ伝わってくる、エネルギッシュな絵です。
自分たちの生み出したキャラクターを他の作品でもどんどん登場させるところなどからも、その雰囲気が伺えます。また動画や音楽、ブログなども意欲的に制作されており、情報発信者としても同じ子育て中の親としても目が離せません。
話を戻して、特徴的な絵というのはどこか他の場所でパッと見ただけでも、なんとなく繋がりを思い起こさせる力があり、それはブランディングにも直結してくる、強い武器となりうるものです。
ふと見たマックの付録がこのキャビンカンパニーさんの絵本で、普段は買いもしないハッピーセットを注文してしまった時には、この「ひと目でそれとわかるもの」の強さを、まさに身をもって実感しました。
絵でこれらを表現していくのは、比較的わかりやすいですよね。
絵本作家さんには、五味太郎さんであったり、いわさきちひろさんであったり、エリック・カールであったり、たとえ10m先からでも「あの作家さんの書いた絵だな」と伝わらせる、強烈な個性を光らせる絵を書く方もゴロゴロいます。
文章で「短時間で伝わる個性」を意識していく
わたしたちが目指すのは、「文章を読むだけで、その人のものとわかる」ような状態です。
もちろん、他のあらゆるポイントを総動員・駆使して、あなたブランドを構築する工夫は凝らすべきでしょう。
例えばサイトアイコン。例えばブランド・ロゴ。例えばパターン・フレーズ。でもやっぱり究極は、文章全体にあなた固有の雰囲気をまとわせて伝える、という状態でしょう。
それにはどうしたら良いか。これは絵本作家さんの例に立ち返れば、自分の絵の書き方に誇りや愛着があるか、楽しげであることが周りにも伝わるのか、などになってくると思います。
それが、短時間で伝わる個性であり、細部に宿らせた神なる存在の正体かも知れませんね。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません