イタリアンエスプレッソのようなコンテンツをつくって提供したい

こんにちは、tikoです。

突然ですがあなたは、イタリアンエスプレッソをご存知でしょうか?

このブログは、ネットビジネスにおける価値提供を目指しています。そのなかでも、「コーヒーブレイク」とカテゴライズされた記事は、いっけんビジネスと関係の無さそうな内容も、私が得た抽象的な気付きについてシェアさせて頂き、また楽しんで頂くことを主眼において、わたし自身も楽しみながら作成しています。

そして、このカテゴリは私が大好きな項目であって、記事の数も自然と多くなっていくと思います(現に現時点でも、およそ3分の1がそうです)。そのため「tikoはまたコーヒーばっかり飲んでる!」と言われてしまいそうですが、実際にそうですし、そうありたいのです。

話を戻して、イタリアンエスプレッソというのは、デミタスカップと呼ばれる小さなカップで供される、イタリア生まれのとても濃いコーヒーです。

高圧で抽出され、泡によってその濃厚な香りと風味が、その二本指でつまめるほどに小さなカップには閉じ込められています。

これに砂糖をたっぷりと入れて、短時間で飲む。これが基本の、ナポレオンの時代からの古来の楽しみ方です。

私がイタリアンエスプレッソと出会ったのは大学生のときで、イタリアを貧乏旅行していた時でした。少ないイタリア語の知識で、コーヒーが飲みたくて注文したら出てきた、「何かの間違いなんじゃないか?」と思うくらいに小さなカップを今でも覚えています。

騙されたような気持ちで、見よう見まねで、周りの視線を伺いながら飲んだその一杯は非常に苦くて、同時に甘くて、芳醇で、かつてない衝撃がありました。

これを表現した一節がとても気に入っているので、以下に引用します。

ここまでの旅 いったい何本の「河」を ぼくらは渡って来たのだろう・・・
そしてあと いくつの「河」を渡るのだろう・・・

ジャイロの淹れるイタリアン・コーヒーは こんな旅において格別の楽しみだ
コールタールみたいにまっ黒でドロドロで同じ量の砂糖を入れて飲む
これをダブルで飲むといままでの疲れが全部吹っ飛んで 驚くほどの元気が体の芯からわいてくる
信じられないくらいいい香りで さらに新しい旅に出向いていこうという気持ちになる
まさに 大地の恵みだ

引用元:ジョジョの奇妙な冒険STEEL BALL RUN「#55 勝利者への資格」

この一節はイタリアンコーヒーの魅力を見事に表現していると思っていて、私はこれを文章コンテンツで表現できないかと考えています。

ショートに、コンパクトに、しかし内容は非常に濃く、豊かなアロマを内包した、多面的で余韻の残る、そんな記事が書けないものかと。

そのために試験的に「イタリアンエスプレッソ」というカテゴリを作りました。このカテゴリではこういったプチコンセプトを持って、コンテンツを作成していきます。

願わくば、あなたの一日のどこかにそっと馴染む、リラクシング&スパイシーな一杯となれますように。