身近な人ほど伝えられない、不可思議なる心の力学

こんにちは、tikoです。

ひとくちサイズで淹れるエスプレッソコンテンツ、今日の一杯は「身近な人とのコミュニケーション」に関してです。

不思議な不思議な人間の性質について、私自身がはっとさせられたことについて、書き綴っていきたいと思います。

最も近い人と、遠い人

あなたにとって、最も「近い」人って誰でしょうか?

「親」という回答がまず考えられますね。お父様、お母様。お祖父ちゃんやお祖母ちゃんです、なんていう方もおられるかも知れません。

あるいは、お子さん。息子さんや娘さんが一番近く感じる方もおられるでしょう。それか恋人が近いでしょうか?わたしの場合はこれで、わたしなら妻が一番近い人、という回答をすると思います。

それとも友人、でしょうか?もしくは、仕事の同僚や・・・上司。だとしたら、私は非常に羨ましく感じます。

人によってこの回答は千差万別でしょう。もしかしたら、「自分自身」という答えが返ってくるかもわかりませんね。でもこれはこれで大いにアリだと私は思います。

その人を頭に思い浮かべてください。今、ですよ。ちゃんと表情が読み取れるくらいに、イメージができましたか?

そして、思い出してみてください。「その人に、最後に感謝を伝えたのは、いつのことだったか」を。

あなたはその人のことを、あるいはその人との関係性を、大切にしているでしょうか?

私の記事をいつも読んでくださっているあなたは、もちろんイエスという回答を下さると信じていますが、もし「改めて思い起こしてみると、きちんと感謝を伝えたのって、結構前のことかも知れないな」と感じられたら、逆にチャンスですので、このままよく読んでいただきたいと思います。

ではここで、相対的にあなたと「遠い」方のことも考えてみましょう。

仕事の取引先、遠い親戚、道すがら偶然に出会う人たち・・・たとえば一期一会の関係なれば、当然、先に考えてもらった方よりもあなたとの距離は「遠い」と言えるでしょうね。

こちらもできれば克明に、詳細にイメージしてみて頂きたいのですが・・・そういった方々と接するときのあなたの態度は、どんな風になりますか?

おそらく、初対面の人であればあるほどに、礼儀正しく、相手に不快感を与えないように振舞うのではないでしょうか。

私自身そうなのですが、「失礼のないように・・」とか、自分がよく見られたいからという理由で、必要以上にナーバスになってしまいがちです。

ここまで読んで頂いて、お気づきかもしれませんが、たとえば道でたまたま会った人には必要以上に気をつかうのに、普段から近くにいる人にはなかなか気をつかえない、そんな現象がなぜか私たちの周りではよく起こるのです。

これって、本来「逆」であるべきだとは思いませんか?

あなたを支えてくれる人を大切に

これって本当に不思議なことで、どういうわけかこういう状態にみんながみんな、示し合わせたかのように陥ってしまうんです。

なので、今それに気づいた、という方もおられるかも知れません。

上にも書いた通り、それに気づいたのはチャンスですので、是非、今日の帰りに何かお土産でも買っていって、あなたの身近な人に感謝を伝えてあげてみて下さい。

それが自分だって、もちろんいいんですよ。あなたが日々頑張っているそのことを知っていて、応援してくれる、バックアップしてくれる、支えてくれる、サポートしてくれる、寄り添ってくれる。そんな大切な人に、感謝を伝えてあげてください。

きっと、それが起点となって、今以上に良質なエネルギーの循環を起こせるはずですから・・