あなたのもつ変態性をどのように開放していくか?

08/10/2019

こんにちは、tikoです。

今回はちょっと変な話。

「変態性」についてのお話をしていきたいと思います。

安心して下さい。いたって真面目な話ですよ。

変態性というのは、個性のちょっと過激な言い方です。

この世に全く同じ考えを持った人が二人といないように、わたしたちは一人ひとりが世界中の他のどんな人とも違う個性の持ち主です。

情報発信を行っていく上では、この個性を感じてもらうことがとても大切です。

「あれ?この人はなんだか、今まで見てきたどんな人とも違うぞ?」・・・というように。

それを感じてもらうためには、あなたの持つ変態性を開放していくことが必要になるのです。

常識に沿うことは魅力的か?

これを説明するために、まず常識の話からしていきましょう。

「常識」と「変態性」とは、およそかけ離れた2つの言葉ですが、わたしたちが生きていく上で、社会から圧倒的に求められ続けるのは「常識」です。

常識だとか、普通とか、一般的にとか、大多数の良識的な、平均値的な考え方ですね。

これは無用な争いごとを避けるためには必要なことで、言い換えると身を守るための知恵です。

しかし、ちょっと考えてみて頂きたいのですが、

常識的な、一見正しそうなことばかり言う人は、果たしてわたしたちにとって魅力的な人なのでしょうか。

そういう人って、端的に言うと「面白くない」人・・・に、なってきませんか?

あなたがこれまでに出会ってきた漫画や小説、絵本、映画、アニメなどで、魅力を感じるキャラクターというのは、

どこかしら、常識からかけ離れた言動

をする人物ではありませんでしたか?

変態性開放のための3つのポイント

人は、常識という心のヴェールだったり、過去の苦い経験だったり、恥ずかしい思いだったりといった「壁」によって、自分の変態性を包み隠しています。

なぜならば、それをありのまま開放することには、いろいろな問題が伴うからです。

だからこそ、他人がいったい、どんなことを秘匿しているのか?ということに関しては、一定以上の好奇心を持っています。

こう書くと、ちょっといかがわしい気もしますが・・笑

そんな人の好奇心を満たすのが、あなたの持つ変態性の開放である、というわけですね。

しかし、それによって自分が傷ついてしまったり、他の人に迷惑をかける結果になってしまってはいけません。

あくまで、良識の範囲内でという目線は忘れてはいけませんよ。

それを踏まえて、段階的な開放を意識してみて下さい。

意識するポイントは以下の3つです。

①常識と変態性のブレンド具合

②変態性の表現の度合い

③変態性の意識の深度

順に説明していきます。

①常識と変態性のブレンド具合

変態性というのは普段の常識的な感覚があるからこそ、際立つものです。

常に突飛なことしか言わないのでは、単なる狂人になってしまいます。

平時、華麗に常識という衣装を着こなしているからこそ、たまに見せる変態性には、色気のような人を「おや」と思わせる印象的な雰囲気が漂うのです。

最初は9;1の割合でブレンドして、徐々に自分のブランドに合わせて比率を変えていきましょう。

自分のスタイルというものは常に流動するからです。

②変態性の表現の度合い

文章中で、どれくらいダイレクトにそれを表現するかという部分です。

直接的な表現を使うほど、それがピンポイントに「刺さりやすく」なりますが、

逆にじんわりと浸透する印象は弱くなります。

ブランドの段階を考えながら、勢いをつけたい時はダイレクトに強めの表現、

流れを整えたい時は、間接的にやんわりとした表現を使うのがよいでしょう。

③変態性の意識の深度

本当は露出度と書きたかったのですが、それではあんまりにもアレなので②の手法を使って少しズラしています。

これは、文章に表れてこない意識のなかで、どこまで自分の変態性を浮上させるかという点です。

ちょっと観念的ですが、怒っているときに書く文章と、悲しいときに書く文章とでは、同じ内容を書いていたとしても

読む人に与える印象が変わってきますよね。

それと同様に、あなたの変態性の化身であるもうひとりの自分を、どこまで宿らせるか

逆に言えば、どれだけ強く手綱を握るかですね。

これも最初からフルMAXにしようとせずに、少しずつ慣らしていくのがオススメです。

あなたの持つ変態性にこそ用がある

以上の3つの要素をチューニングして、あなたらしく、ブランドにただごとではない魅力を添えつけていきます。

人は大きな違いを目前にすると、どうしてこうなのか?なぜ、こんな風になるのか?という「興味」をそそられます。

常識通り、想像通りの意見では、いっとき安心させることはできても、劇的に行動してもらったり、夢を語ることは到底、できはしません。

「進撃の巨人」の作者である諫山創さんは、新人漫画賞の審査員として、

自分の中にある変態性を、隠さずに表現できるような人にこそ用がある

と、言っていたそうです。

もちろん、フィクションの世界を創作する漫画と、実在の人物が人を魅せていくためのブランディングでは、適するやり方が異なる部分もあります。

でも、人を惹き付けるという点においては、これらに違いはありません。

ぜひ、あなたの持つ変態性を正しく開放して、強烈に人を魅了する世界観をつくりあげていきましょう。