情報発信におけるマインドシェアとは?

こんにちは、tikoです。
この記事では「マインドシェア」について説明をしていきます。
この概念をよく理解すれば、あなたの発信に触れた方が、より強く魅力を感じてくれるようになります。
ぜひ、あなたの情報発信の助けにして下さい。
情報発信におけるマインドシェアとは?
マインドシェアとは、消費者意識調査などで使われる、もともとはアナリスト用語の一つで、
・消費者に特定の分野の商品を想起させたときに、どのくらいその商品ブランドの名が挙がるか
を数値化した指標のことです。
洗濯用洗剤といえばアタック、食器用洗剤といえばジョイ・・・みたいな。
ただし、わたしたちのような情報発信ビジネスを行う者にとっては、マインドシェアというのは少し意味が異なります。
それは、馴染み深いひとことで言うなら、
注目度
ということになります。
アナリスト用語でのマインドシェアは、商品認知度がそのまま高いシェアとなり、売上や人気度とは正比例しないのに対して、
情報発信におけるマインドシェアは、これらがほぼ比例します。
それはなぜかと言うと、大量消費の日用品と情報発信では、相対するのに要する集中力が違いすぎるからです。
そもそも商品の単価も、平均的にかなり違うので、当然といえば当然ですね。
マインドシェアを高く獲得できている状態というのは、
なにか別のことをしていても、どうにも気になってしまう・・・
なぜか、期待のような気持ちを抱いてしまう・・・
というような状態です。
誤解を恐れず言うなら、心の占有率とでも言いましょうか。
数字としては出ないこの数値が、情報発信ビジネスにおいては非常に重要なものとなります。
どのようにして高いマインドシェアを獲得するか
あなたのブランドが誰かの心のなかで高いマインドシェアを獲得するにあたって、最も重要視したいことが2つあります。
それは
・刺さるか
・浸透するか
という、2つの要素。
刺さらなければ、この情報が渦巻く現代社会の中で、あなたのブランドが誰かの心に残ることは難しくなります。
浸透しなければ、それは消耗品と同じでいつか忘れ去られてしまう、消耗品に近いブランドとなってしまいます。
つまり、この両方がブランディングには必要不可欠。
いかに速く、あなたのコンテンツに触れた人をとりこにするか?
いかに深く、あなたのコンテンツに中毒性をまとわせるか?
より具体的に、コピーライティングに落とし込んで説明すると、
力強く、口語調だったり、ちょっとキワドいことを言ったりする、男性性が強いのが「刺さる」発信。
優しく、調和を重んじ、丁寧に安心させるような情報を出す、女性性が強いのが「浸透する」発信です。
男性性と女性性については、以下の記事も参考にしてみて下さいね。
これら2つのバランスを、ビジネスの段階や届けたい人の顔を考えながら、適切に配合して発信していくことで、マインドシェアをどんどん獲得していけるようになっていきます。
それはもう催眠術にかけるように、です・・・というと、ちょっとアブナイ感じがしますね。笑
でも、催眠術というのは、「かかりたくない」と思っている人に、無理矢理かけることはできないんですよ。
受ける側に、受け入れてもいいですよという心の準備が必要不可欠なのです。
望ましいのは、受け手がまだ意識していないような潜在的ニーズに働きかけて、世界の見え方が違って見えるような新しい提案をすることです。
相手が必要としているものを提供して初めて、感謝を持って気持ちよく報酬がいただけるわけです。
それが期待を超えるものであればあるほど、相手の感謝や感動は額面を超えて、あなたに対する信頼に繋がってゆきます。
ブランディングは、よく恋愛中の精神状態に例えられることが多いですが、例えば「一目惚れ」した相手のことは、どうしても頭に離れないという点で、マインドシェアが高いと言えますよね。
それこそ刺さるように、一瞬でブランディングがあなたの中に構築されてしまった状態。
「速い」という点ではマインドシェア獲得の一つの完成形と言えるでしょうが、末永くお互いに成長を喜び合えるような良い関係を築く上では、これが決して最適解ではないのがビジネスの面白いところです。
ただ、熟年の夫婦のように永く円満な関係を築いていくためには、深い信頼関係が必須ですが、ときには鮮烈な「ときめき」もまた、必須の要素であったりします。
なので、おすすめしたいのはこれらをハイブリッドさせた物語を作っていくことです。
出会いは雷に打たれるかのように、劇的に。
その後は、一歩一歩階段をのぼるように。しかし時には勇気を出して、ジャンプする時もあるでしょう。
そして、節目には魔法のようなサプライズのプレゼント計画を考えたり・・
人を良い方向に驚かせたいという気持ちは、ビジネスでも恋愛でも同じ、人間関係をより彩り豊かにするための秘訣ですね。
ぜひぜひ、楽しんでまいりましょう。
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