「子ども性」と「大人性」とは?男女性性と同じように、内なる親子はせめぎ合う。

こんにちは、tikoです。
この記事では、「子ども性」と「大人性」についての解説をしていきます。
男性性と女性性についての解説を以前、させて頂きましたが、この子ども性と大人性に関しての理解も同時に深め、より立体多重構造的に人間の本質的な性質について自分のものにしていって下さい。
そうすることで、あなたのブランディングはより柔軟に、より自由に変化していきます。
対極のものを見渡す「軸」をひとつでも多く持つことで、抽象的なものについても自在に感覚的に受け入れることができるようになるし、それについて論理的に言葉で説明することも同時に、うまくなっていきます。
是非、この考え方についても一度考えを巡らせてみて下さいね。
何にでも存在するパラメータである子ども性と大人性
まず最初に、男性性と女性性ってなんですか?という方は、以下の記事を先に読んでおいて下さいね。
男性性と女性性について、読み方からビジネスにおける考え方までを丁寧に
男性性と女性性についての理解が進んでいると、今回の子ども性と大人性についての考え方もスムーズにインストールができるかと思います。
まず共通しているのは、この言葉の指すところも単なる生物学的、物理的なところではなく、より感覚的な部分に負うところが大きい点ですね。
年齢が高いから低いから、新しいから古いから、といったところで、一元的に決まってくる要素ではないし、受け取る側の個人的な感覚によっても左右される要素です。
また、無生物だったり概念的なところを指すこともあり、これについても男性性と女性性についての考え方とよく似ていますね。
わかりやすく表現するなら、男性性が「男らしさ」、女性性が「女らしさ」とするならば、子ども性は「子供っぽさ」であり、大人性は「大人っぽさ」といった具合です。
人に限定すると想像しやすいですが、誰もが子供っぽさを持っているし、大人っぽさも同時に持ち合わせていますよね。子どもであってもオトナっぽい言動をする子はいますし、その逆で大人でも子供っぽい一面を見せることは誰にでもあります。
もちろん、私にもあなたにも、固有の子ども性と大人性があるというわけです。
子育てをすると突きつけられる、自らの子ども性と大人性
これは私も子育てをしてから強烈に意識するようになったことなのですが、子どもはある領域で、大人がどう足掻いても太刀打ちのできない能力を持っています。
その一つが「好奇心」です。世界を楽しもうとする力、と言い換えても良いでしょう。
子どもを観察していると気付かされるのですが、普段から何かと向き合っているときに、子どもが生まれながらにして持ち合わせている観察力や集中力って、本当に半端ではありません。
わたしたち大人が漫然と見落としてしまうような小さな変化を、驚くほどたやすく発見してしまうのです。そして驚異的な集中力を発揮し、わき目も振らずに遊びまくります。笑
夢中で遊んでいる子どもの目を覗き込むと、その輝きに吸い込まれそうになります。その楽しそうなことといったら・・・
同じような輝きを目に宿らせている素敵な方と、これまで私は沢山お会いして話をしてきましたが、彼らは本当にいい意味で子ども性を自分の中に息づかせるのが上手い。
私はどうしても、この「楽しそうな感覚」を纏いたいのです。そういう意味では3歳のわが子であっても、私の人生においては立派な先生なのです。
今後ビジネスを行っていく上でも、どんどんこの感覚がキー・ポイントになっていくでしょう。
ちなみに「楽しそうな雰囲気」をどのように纏わせるかについては、より具体的な方法を次の記事でもご紹介していますので、参考にしてみて下さいね。
また一方で、親として子供と接する中で、親心や父性母性を意識し、ひいては自分の大人性についても向き合う機会って非常に多いです。
子供と向き合うことで、今現在の親としての自分と子供の関係性に加えて、遠い昔に忘れていた「自分が子供だった頃の記憶」と、「自分の親がどうだっだったのか」という感覚も、同時に意識させられるのです。
これはとても不思議な感覚で、親でありながら子供に戻ったような、また自分が子供のころどう思っていたか、更にそのとき親はどんなふうに感じたかまで、実に4人ぶんの視点が同時に降りてくるのでとても興味深いです。
あなたにお子さんがおられるなら、日々の関わりの中でこういったことをちょっと想像してみるだけで、自分の子ども性と大人性をツンツン刺激し、揺り動かすことができるのでぜひ試してみて下さいね。
魅力的な情報発信、ビジネスドライブを行うポイントは、男性性と女性性のバランスをとっていくことと全く同じように、この「子ども性」と「大人性」のバランスを上手にとっていくことです。
大人の魅力を存分にたたえながらも、子どもっぽい感性を忘れていない。この一文だけでも、どこかで出会った魅力的な人やキャラクター、世界観の特徴をとらえていて、なんだかワクワクしてきませんか?
是非、あなただけの特別な配合を追及して、多くの人を惹きつけるブランドに仕上げていきましょうね。
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